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戦艦 武蔵
対外状況が日に日に悪化する中、遂に日本軍はワシントン条約、ロンドン条約の軍縮条約を破棄して不足している主力艦の建造に着手しました。これにより武蔵は昭和13年3月三菱重工長崎造船所にて起工、昭和17年8月に完成しました。武蔵は前年の12月に完成していた同型艦大和と共に、それまでの日本の代表的戦艦である長門、陸奥に代わって主力戦艦の座に就きました。特徴は何といっても世界初の46㎝主砲9門であり、それまで世界の主力戦艦の標準だった40㎝砲を上回って世界最大の攻撃力を持つ超弩級戦艦だということです。竣工後は1943年2月に連合艦隊旗艦に就任し、各地に転戦しました。1944年10月、フィリピン沖海戦にて敵艦載機の魚雷20本、直撃弾17発、至近弾20発以上を受けてもなお沈没せず、速度を低下させながらも航行していました。その後も追撃を受けながら9時間以上航行し、遂に力尽きてミンドロ島付近にて沈没しました。 #タミヤ #戦艦 #日本軍
B013 ウォーターラインシリーズ13 艦船 1/700ちょこ大佐
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航空母艦 葛城
葛城(かつらぎ)は、雲龍型航空母艦の3番艦で、改五計画で建造された最後の航空母艦です。昭和19年10月に呉工廠で竣工しましたが、既に戦局の悪化により空母として使用されることはありませんでした。そのため三つ子島沿岸に疎開艤装されましたが昭和20年3月、敵艦載機による空襲があり直撃弾1発を受け右舷艦首に直径2mの大穴を開けられます。続く7月にも空襲を受け損害を出し、7月28日に3回目の空襲を受けます。幸い沈没を避け終戦を迎えますが、戦後特別輸送艦として改装を受け復員輸送の任に就きました。昭和21年12月に日立造船櫻島造船所にて解体されその生涯を閉じました。 #タミヤ #航空母艦 #日本軍
A087 ウォーターラインシリーズ87 艦船 1/700ちょこ大佐
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戦艦 大和
大和は昭和12年11月に呉工廠で起工され昭和16年12月に完成した。この艦の建造に当たっては量において米、英より劣勢だった日本海軍が質の面でリードすることを主眼とし、世界一の超弩級戦艦を保有することによりこれに対抗しようとした結果だった。大和の特徴は、その巨砲にある。46センチ砲9門搭載艦は世界でも初めてであり、当時の列強の主力艦の主砲が40センチ砲であることからみても、大鑑巨砲主義のもとに作られた代表的な戦艦であった。従って、戦艦同士の戦闘の場合に限れば、世界最強の戦艦である。 大戦早々大和は連合艦隊長官旗艦としてミッドウェー海戦に参加、引き続きマリアナ海戦、比島沖海戦と転戦した。その後起こったサマール沖海戦では、46センチ主砲を敵の護衛空母群に浴びせ駆逐艦ホールを撃沈した。1945年4月6日、第二艦隊の旗艦として軽巡矢矧、駆逐艦8隻と共に沖縄本島の敵侵攻部隊の迎撃に向かった。しかし、翌7日、延べ1,000機にも及ぶ敵空母機の集中攻撃を受け、魚雷12本、爆弾5発以上を受け、ついに九州沖にて多数の乗員と共に海中に没し、大鑑巨砲主義の時代は終了したのである。 このモデルはメーカー生産休止となっています。 #タミヤ #戦艦 #日本軍
77009 ウォーターラインシリーズ9 艦船 1/700ちょこ大佐