-
Swashbuckler
”銃士”とは、一般に言われる銃を持った兵隊ではなく、アレクサンドル・デュマ・ペールの小説「三銃士」の登場人物ダルタニアンなどのように、細身の剣やサーベルなどを主武器にした、速度、軽快性、そして何より心意気を大事にした剣士を指す。勿論、やぼな甲冑や防具などは身に着けず、しゃれた服装を身に着けていた。もとはフランスのルイ13世のころの護衛銃士隊である。護衛銃士隊への入隊基準が当時の他の近衛隊に比べて緩かったため、王に武勇を見せて立身出世を狙う平民の男が入ることが多かった。そのため、本来伊達男たるべき銃士の中にはゴロツキも多かった。また、海賊に身を落とすものもいた。 「スワッシュバックラー(銃士)」は、そんな17世紀の銃士と、同時代の海賊らの乱戦を再現するゲームです。パイレーツオブカリビアンのジャック・スパロウ役のジョニー・デップを思い浮かべてください。あれがそうです。このゲームでは海賊船の甲板で、寂れた居酒屋で、レイピアを持った銃士と、サブレを持った海賊が、バトルロイヤルを繰り広げるのが再現できるのです。戦いの場にはテーブル、イス、ビアジョッキ、シャンデリア、宝箱など雰囲気抜群のギミックが満載で、これらを有効に使った格闘を制したものが勝利します。ビアジョッキやイスを投擲したり、シャンデリアにぶらさがって相手を蹴飛ばしたり、テーブルを押し込んで相手の行動を制限したり…帽子を振ったり(ダメージは与えられませんが、相手をビビらせることはできます)。まるで映画の一シーンを再現できるこのゲーム、さすがB級ゲームの雄、ヤキントの作品です。 #スワッシュバックラー #ヤキント #大乱闘
1本 ヤキントアルバムゲームズ 決闘級バトルロイヤル 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
-
Attack of the MUTANTS!
「アタック・オブ・ザ・ミュータンツ」は、1950年代のホラー映画ファン向けのゲームです。 1993年に発生したビッグメルトダウンの影響により、世界は大量の放射線により今ではかっての形を留めていないフットボール選手、チアリーダー、ヒラメネズミで溢れていました。僅かな生存者が、周囲のねじれた死にかけている世界から逃れるための最後の試みをします。 セントラルステートテックのサイエンスビルで、老教授のアップルホワイト教授は素晴らしい発見をしました。そう、異なる地球または別の地球への生物の輸送を可能にする究極の装置の発見です。教授は、彼の娘である研究助手のペニーとともに装置のゲートをロックオンする手順を開始します。しかし、ビルの外は破壊された地球の主であるミュータントで溢れ、今まさにビル内になだれ込み、教授らに襲い掛かろうとしています! 果たして教授らは無事脱出できるのでしょうか? 1981年発売のゲームで設定が1993年なので、12年後の未来を想定したということですが、これはB級テイスト満載のゲームです。昔プレイしたことがあるはずなのですが、全く記憶がありません。そのうちプレイしてリプレイ記事をUPします。 繰り返します、これはB級テイストに溢れすぎているゲームです。当時、ヤキントのゲームは変なゲームが多かった記憶があります。私の中では、アバロンヒル=王道安心、SPI=本格上級者向け、GDW=SFとヨーロッパシリーズ、そしてYAQは変なゲームばっかり、という認識でした。また、このアルバムゲームシリーズは特にパッケージからして変わっていました。レコードジャケットをモチーフにしたらしいですが、こんなんやわくて絶対すぐつぶれると思っていたら案の定すぐつぶれました(笑)。でも調べてみたら結構ヤキントのゲームを持っているんですよね。当時人気がなくて安売りしていたせいで、結構購入したのかも。 #ミュータント #ヤキント
1 ヤキントアルバムゲームズ 戦闘級/B級テイスト 抽象的 でも1Unit=1人ちょこ大佐