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Citadel of Blood (チタデルオブブラッド)
チタデルオブブラッドは、かってSPI社から発売されていたSFゲーム専門誌「アレス」の第5号の付録ゲームです。タイプとしては、地形となるチットを引いてダンジョンを作りながら探索をするRPGとなります。マップはありません。今日のダンジョン探索型RPGの基礎となるシンプルなルールで構成されており、1人でも遊べる初心者向けゲームとなっています。ルールはシンプルと言いつつ、迷宮内ではモンスター、トラップが出現し、対する冒険者も前列と後列の概念があり、前列は剣を振っての肉弾戦、後列は弓や魔法を使用しての遠距離攻撃を行え、RPGとしての戦闘の基礎はきっちり抑えられている名作です。 #チタデルオブブラッド #アレス #SPI #SFゲーム
勝利条件5種類 無し 戦術級 ?ちょこ大佐
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La Bataille D' Orthez
(執筆中) #ナポレオニック #ナポレオン戦争 #第六次対仏大同盟
? ? 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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ADVANCED SQUAD LEADER starter kit #1
1977年、アヴァロンヒル社より画期的な戦術級シミュレーションゲームが発売されました。そう、『スコードリーダー(戦闘指揮官)』です。 https://muuseo.com/simulationgame/items/4 二次大戦の歩兵戦を精密に再現した、ステップアップ方式の学習ルール、汎用マップを組合せ、シナリオシート毎に戦場を再現するシステム、どれをとっても当時としては決定版とも言える戦術級ゲームでした。 しかし…、エキスパンションの『騎士十字章』『電撃ドイツ戦車隊』が発売され、歩兵戦にAFVや戦車が登場するようになると、これがうまくいきません。移動力も火力も桁違いの歩兵とAFVを同一ルール、同一スケール上で再現するには、かなり無理がありました。そのため、両者の矛盾を穴埋めするかのように、ルールはどんどん改訂され、差し替えられ、複雑化していきました。1982年に第四弾『GI勝利の礎』まで発売した時点で、もう、ルールを読むのも一苦労な化け物のようなゲームになっていました。アヴァロンヒルも、こりゃまずいと考えたのでしょう、仕切り直しとしてに新たなシリーズを打ち出します。それが1985年に発売された『アドバンスドスコードリーダー』(略してASL)シリーズです。ルールは整理され、プレイ可能なゲームとして蘇りました。以降、戦術級ゲームの決定版の地位をキープし、標準モジュールだけでも12種類が発売され、サードパーティ発売のものも含めると2000以上のシナリオが発表されています。 だがしかし、モジュールが増えすぎたために、各モジュールに特定のユニットやマーカーが分散されて収録されるという事態になっており(例えば主要ドイツ軍とソ連軍はビヨンドバラ―、日米のユニットならヤンクスなど)、特定のシナリオをプレイするためにはこれとこれのモジュールが必要、このシナリオをプレイするためには3つのモジュールを持っている必要があるなど、これから始める人にとってもとても敷居が高いゲームになってしまいます。そうこうするうちに発売元のアヴァロンヒル社はハスブロー社に買収され、ハスブロー社のファミリー向けのゲームしか発売しない方針によってASLは消滅する危機に瀕します。 ここで腰を上げたのはMMP社です。ハスブロー社よりASLの版権を買い取り、新作シリーズを発売することになります。 そして、2004年、満を持して発売されたのが『ASLスターターキット#1』です。 これはASLルールの中から比較的易しいルールのみでプレイできるシナリオだけを集め、単体でプレイできるように収録ユニット、マップを調整して発売されたものです。まさに入門用スコードリーダーと言える作品です。ASLには興味はあるけど、どのモジュールを買ったらいいのかわからない、という人にピッタリのゲーム、これさえ買えばASLは始められるというキットです。現在#4までシリーズは発売されており、それぞれ単体で遊ぶことができます。#1では歩兵と携帯火器、#2では大砲、#3ではいよいよ戦車が登場します。#4では太平洋戦線、つまり日本軍が登場しています。 #ASL #スターターキット #スコードリーダー
ルール(12P) ユニット280個 8×22インチマップ2枚 シナリオシート3枚 クイックリファレンスカード1枚 6面体ダイス2個 6本 アドバンスドスコードリーダーシリーズ 戦術級ちょこ大佐
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Apocalypse in the East (東方黙示録)
カリフとは、イスラム教における預言者ムハンマドの後継者という意味であり、ムハンマドの後を継ぐイスラム国家の指導者、最高権威者の捷号です。 『アポカリプスインジイースト(東方黙示録)』は、第三代カリフであるウスマーン・イブン・アッファーンの時代の、イスラム帝国とビザンツ帝国の戦いをシミュレートしたゲームです。 西暦636年、第二代カリフのウマル・イブン・アル=ハッターブが指揮するイスラム軍はヤルムークの戦いでビザンツ軍を撃破、その版図をサハラからシンドまで拡大しましたが、644年に内部抗争により暗殺されます。イスラム帝国の混乱に乗じて、ビザンツ帝国は失われた版図を取り戻すべくイスラム帝国への逆襲を仕掛けます。このような状況の中、第三代カリフに就いたウスマーン・イブン・アッファーンは不安定なイスラム帝国をまとめるため、ビザンツ帝国の壊滅を目指し、敵要塞コンスタンチノープル占領を狙います。対するビザンツ帝国のコンスタンス2世は未だ15歳で軍事的にも宗教的にも未熟でしたが、強固なコンスタンチノープル要塞を頼みに、イスラム帝国に対抗します。戦いは双方遠征軍を編成して侵攻、守備隊を配置して遠征軍を撃退するという展開となり、遠征軍同士の野戦、敵遠征軍の侵攻に対しての籠城戦、艦隊同士の海戦が繰り広げられます。果たして当時最強と言われていたコンスタンティノープルの城壁は崩れるのでしょうか? なお、同号にはボーナスゲームとして1942年12月スターリングラードを包囲していたソ連軍の奇襲攻撃に対して、強烈な反撃を試みたドイツ軍第11装甲師団の戦いを再現した、ユニット100個、ルール4ページの『ブラックフライデー』というミニゲームが付いています。 #古代戦 #カリフ #イスラム帝国 #ビザンツ帝国
ルール(12P) ユニット180個 22×34インチマップ1枚 プレイヤーチャート2ページ 6面体ダイス2個 ? 無し 作戦級ちょこ大佐
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Wabbit Wampage
『ワビットワンページ』は、プレイヤーがブラウンさんの農場で農夫ブラウンと凶悪ワビット達に分かれ、1年を通じてニンジンを育てたり、建物を破壊したり、相手を攻撃したりして得点を競う、2~4人で遊べるブラックジョークのマルチプレイヤーゲームです。ルールでは凶悪ウサギ=War+Rabbit=ワビットと記載されており、また、バグバニーとも書かれています。バグバニーと言えば、かの有名なバックスバニーを想起させ、そう思ってイラストを見ると…。似ています。バックスバニーのパロディゲームととらえてもいい感じです。 1ターンは各季節に分かれており、春には畑を耕し、夏にはニンジンを備蓄し、秋には敵を叩き、冬には建物を破壊してそれぞれ勝利ポイントを稼ぎます。最終的に一番勝利ポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。 翌年には『ワビッツワベンジ』という続編も発売されました。 #ワビッツ
ルール(4P) ユニット?個 マップ4枚 カード?枚 8面体ダイス2個 無し 無し 戦闘級ちょこ大佐
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REVOLT on ANTARES
「リボルトオンアンタレス」は、あのTRPGの元祖「D&D」を制作したTSR社が一時期発売していたウォーゲームのシリーズ、SFミニゲームシリーズのひとつとして1981年に発売されたSFゲームです。 ミニゲームは1980年代に合計6種類発売されました。 「リボルトオンアンタレス」はアンタレスの衛星イミルロス上での権力争いを再現しており、7つの家、テラン帝国軍、原住民、移民シラカンなどに分かれ、経済圏の所有および占領、要塞の占領などで勝利ポイントを稼ぎ、10ターン終了時での得点を競います。シナリオは3つあり、基本シナリオの他、シラッカ侵攻、イミルロスの権力政治があります。 #TSR
ルール(本誌20P) ユニット84個 マップ1枚 3本 TSRミニゲームシリーズ 戦術級ちょこ大佐
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フラックス
『フラックス』は、2~6人で遊べるカードゲームです。ルールというルールはほぼ無く、唯一決まっているのは自分の番が来たらカードを1枚引き、カードを1枚プレイするだけです。それ以外は全てカードに書かれているルールに従ってプレイします。勝利条件さえ最初に決まっておらず、ゴールカードがプレイされて初めてどうしたら勝てるかが判明します。また、ルールもルールカードがプレイされると基本ルールに追加、変更、修正がされ、引けるカード枚数もプレイする枚数も変わっていきます。プレイカードも効果が強烈なカードが多く、無茶苦茶なゲーム展開になり(それが楽しめるかどうかでこのゲームの好き嫌いが分かれます)、ワイワイガヤガヤプレイするタイプのゲームです。また、ゴールカードも新たなゴールカードがプレイされると上書きされる為、ゲームの収束性が悪く、いつまでたってもゲームが終わらない場合が結構あります。 #カードゲーム
ルールシート1枚 カード84枚 無し 無し カードゲームちょこ大佐
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the high crusade
「ザハイクルセード(天翔ける十字軍)」は、ヒューゴー賞・ネビュラ賞を何度も受賞している60年代アメリカSFの大家ポール・アンダーソンのスぺオペ小説”ザハイクルセード”を原作にしたシミュレーションゲームです。14世紀の地球に攻めてきた宇宙人、これを十字軍が撃退し、宇宙船を鹵獲してそのまま宇宙に飛び出して大暴れするという、まさにB級SFの王道を行く痛快なゲームに仕上がっています。このテーマのゲームを作らせたらSPIはピカイチですね。アンダーソンの作品と言えばヒューゴー賞を受賞した「長い旅路」や「タイム・パトロール」シリーズの方が日本では有名かも知れませんね。是非ともプレイ前に原作を読んでほしいのですが、どちらにせよ、50年以上前の作品ですので古本屋やブックオフで昔の早川SF文庫を漁ってみて下さい。 #天翔ける十字軍 #ポールアンダーソン
2本 無し 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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NIGHTMARE HOUSE
「ナイトメアハウス」は、SPIが本気で作ったゴシックホラーゲームです。得意のパラグラフ形式やマップがタイル方式ではなく、ちゃんとしたフルマップ上で人間と魔物が戦うウォーゲームに仕上がっています。特徴的なのはそのマップで、半分が舞台となるホラーハウスの見取り図となっており、通常はこちらで移動や探索を行うことになるのですが、もう半分が精神の状態を表したアストラルマップとなっており、魔物は通常こちらのマップから霊界エネルギーを使用して物理的な世界に影響を与えて人間側に攻撃を仕掛けます。また、人間側が霊能力を使って魔物のいるアストラルマップに行くこともできますが、帰ってこられる保証はありません。アレスのゲームは発売日を守るために製作時間が限定されている雑誌付録という点と、SFという自由なテーマという点で実験的なゲームが多いのですが、SPIのデザイナー集団が本気でホラーゲームを作ったらこんなにすごいものができるんだぞ、という、何かプロの本気を見せつけられた感のある佳作です。ゴシックホラーボードゲームなんてジャンル、このゲーム以外に聞いたことがありません。 #ナイトメアハウス #ゴシックホラー
1本 無し ゴシックホラーボードゲーム 1Turn=1時間 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
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STAR TRADER
「スタートレーダー」は、SFの皮をかぶっていますが正統派のビジネスゲームです。というか、かなり本格的な、商業貿易をするにあたって、実際に起こるであろう現象を網羅したかなり本格的な貿易のシミュレーションに仕上がっています。システムの基本は、供給過多で安い商品の星から需要が高くて高価で販売できる星へと物資を運ぶのですが、輸送コストもかかるし、倉庫代もかかります。しかし、販売価格は固定ではなく、商売のために輸送した物資の分も加味して需要が満たされた分商品価格は比例して下降します。また、現実の商社のように、世間の評判もあり、大きな取引をすると名声が得られ、後の商売が有利になるシステムもあります。また、正規の取引だけでなく、いわるゆコネ、ビジネスコネクション、政治コネクション、非合法コネクションまであり、ハイリスクハイリターンの非合法商売も可能になっています。まさに現実の貿易を再現するこのゲーム、マップがまた、これがシミュレーションゲームのマップか、というほど独創的でまるで株価チャートのようですが、これがまた無駄なものが一切なく、機能美にあふれているのです。マニア集団SPIの面目躍如といったゲームです。 #スタートレーダー #貿易 #SPI
7本 RPG「ユニバース」のモジュール SF貿易ゲーム 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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Harry Harrison's the return of the Stainless Steel Rat(ステンレス・スチール・ラットの帰還)
「ステンレススチールラットの帰還」は、ハリーハリソンのスペースオペラ「ステンレススチールラット」シリーズをモチーフとし、鬼才コスティキャンがその雰囲気を存分に活かしたパラグラフ形式を載せたソリティアゲームです(一応2人でもプレイ可)。原作の小説もまた良くて今までのスペースオペラとは少し違い、ハードボイルドと言うかダンディと言うか、アニメで言う「コブラ」や「ルパン三世」の雰囲気に近いネオスペースオペラです。SSRの小説は日本ではサンリオ文庫から発売されており、今でも古本屋では人気のシリーズとなっています。 搭載システムのパラグラフ形式というのは、昔はやったゲームブックのように、プレイヤーの行動や戦闘の結果次第でストーリーがどんどん変わって進行していくというタイプのゲームです。同誌「パンドラ号」のシステムと同じで、それを更に原作付きで発展させたという感じですが、いくぶん実験的すぎるシステムでちょっと盛り込みすぎた感はあります。が、それを気にさせないのが、これ。見てください、この斬新なマップ。初めて見た時には衝撃が走りました。自由な発想から作られた独創的な、芸術的と言えるほどのデザイン。ゲームって、こんなに自由なんだと感激しました。今でも大好きなゲームです。このゲームを知ってから、今までヒストリカル一筋だったのがSFというジャンルにも興味が湧き、そしてAres全制覇を目指しました。Aresのゲームは実験的なものも多いですが、独創的で魅力的なゲームばかりです。 #ハリーハリソン #ステンレススチールラット
1本(パラグラフ形式) 無し 戦闘級パラグラフ形式 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
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Barbarian Kings(バーバリアンキングス)
「バーバリアンキングス」は40年近く前のゲームですが、鬼才コスティキャンがデザインし、ファンタジーの要素をまんべんなく押さえていながらコンパクトにまとまっていて今なおプレイするに値する傑作です。 惑星ヒパスティアの大洋に浮かぶキャスタフォン大陸では、魔術が跋扈し、人間や亜人たち、エルフ、ドワーフ、オーク、沼地族、鯨族などの各種族が裏切ったり共闘しながら覇権を争っていました。各プレイヤーは、王や英雄、様々な部族を徴集し軍団を作り、他のプレイヤーとあるときは戦い、あるときは談合し、一定以上の支配領地からの税収を得ることを目指します。このゲームは日本語版としてタクティクス42号の付録としても発表されていますが、個人的好みでは、タクティクスのマップよりオリジナルのマップの方が武骨で好みです。移動がプロット方式でソロプレイには向きませんが、プロットをしなくても遊べるルールも提案されています。 #バーバリアンキングス #魔法の大陸
1本 無し ファンタジーマルチプレイヤーゲーム 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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The Wreck of the B.S.M. PANDORA(パンドラ号の遭難)
「パンドラ号の遭難」は、SPIから刊行されたSFファンタジーゲーム専門誌”Ares”2号の付録として発表された、ソロプレイでも遊べる船内探査ゲームです。1986年に雑誌タクティクス26号に付録として再販されました。また、好評だったので後にAres6号に「パンドラ号の航海」という姉妹ゲームが発表されています。 ゲーム内容はタクティクスに再録されたものを別アイテムで紹介していますのでそちらをご覧ください。 https://muuseo.com/simulationgame/items/119 SPI社がSFファンタジー推しとして発刊したこのAresのゲーム群は、システムもさることながらその独創的なマップが素晴らしいのです。区分け的にへクス方式やエリア方式などの一般的なマップの枠に囚われず、合理的でシステムに適合していてさらに美しく、それこそ芸術的といってもいいぐらいのものもあります。どんな天才がこのような奇想天外なマップを考案したのでしょう。見ているだけでうっとりするものばかりで、このマップにほれ込んでAres全巻揃えようとして、ゲームがついていない号以外全部入手したのですが、不幸な事故により大半を失ってしまいました…。その顛末はいつか日記にでも書きましょう。 #パンドラ号の遭難 #ダニガン #アレス #SPI #SFゲーム
1本 後に続編「パンドラ号の航海」発売 戦闘級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
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RED BARON(レッドバロン)
「レッドバロン」は、第一次世界大戦の複葉機の戦いを再現したゲームです。12個のシナリオは、偵察、パトロール、空戦、空爆、列車攻撃など、様々な戦闘機ミッションをカバーしています。 ちなみに、”レッドバロン”とは、第一次世界大戦のドイツ軍エースパイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンを指しています。自身の戦闘機を赤く塗っていたことから”レッドバロン(赤男爵)”の異名を持ち、10機撃墜すればエースと呼ばれる時代に、僅か2年の間に80機もの敵機を撃墜して国民的英雄になりました。リヒトホーフェンは騎士道精神に溢れ、共同撃墜の場合は仲間に撃墜数を譲るなどの仲間愛を持ち、屈強な体格に短く刈り込んだ金髪にハンサムな要望は、全ドイツの憧れの的になっていました。 が、最期は誰が撃ったか判らない銃弾に撃たれて撃墜、25歳の短い生涯に幕を閉じました。 #レッドバロン #リヒトホーフェン #撃墜王
12本 無し 決闘級空戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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Freedom in the Galaxy(銀河革命)
「銀河革命」は、強大な力を持ち、銀河に圧制を敷く帝国軍に対し、敢然と立ちあがった反乱軍との戦いを再現するゲームです。この設定を聞いてもうお判りでしょう。そうです、このゲームは元々はスター・ウォーズの版権を取ってその名を冠したゲームにする予定でデザインされたのですが、大人の事情によりライセンスが取れず、やむなくオリジナル設定で販売したという経緯があります。”ルーク・スカイウォーカー”=”アダム・スターライト”、”レーア姫”=”ジーナ・アドーラ”、”ハン・ソロ”=”ボッカネグラ”ということですね。昔ファミコンのファミスタでの選手名が、版権が取れず”しのづか”=”しのつた”、”きよはら”=”きよすく”となったのを彷彿とさせます。まあそれは枝葉末節の話で、問題はシステムです。このゲームのシステムは、キャラクター同士の個性を生かした戦術級の対決を実現しつつ、さらに宇宙戦闘や恒星間戦闘をも実現している、まさに奇跡のシステムなのです。さすがSPI。しかもSFにふさわしい細かなギミック満載です。これ以上映画スター・ウォーズの世界を再現しているゲームは過去も未来も現れないでしょう。間違いなくSPI全盛期の傑作のひとつです。あまりに複雑なのでプレイは大変ですが。原作はSPIですが、AHが権利を買い取ってAH版で日本では輸入され、HJが日本が解説書をつけて販売していました。 #銀河革命 #スターウォーズ
5本 無し 戦略戦術級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐