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Operation Sea Lion イギリス本土決戦
1940年6月、フランスを降伏させたドイツ軍は、次の目標をイギリス本土に定めた。そして7月、バトルオブブリテンすなわちイギリス本土上空の戦いが始まった。 質量共に勝るドイツ空軍はイギリス空軍を圧倒、イギリス上空の制空権を掌握すると、続いてイギリス海軍力の漸滅に力を注いだ。そして、彼らは来た。 1940年9月15日、イギリス本土に対する上陸作戦”あしか作戦”が発動され、ドイツ軍はイギリス南東部に上陸したのである。ナポレオンでさえ成しえなかったイギリス本土上陸を、第三帝国総統アドルフヒトラーは実現したのだ。 第一波上陸を行ったのは6個歩兵師団とそれを支援する2個空挺師団。海岸堡はわずかにひとつ。それさえ排除すればヒトラーの野望を打ち砕くことができる。しかしダンケルクからの撤退で重装備を失ったイギリス軍は、容易に反撃態勢を整えることはできない。イギリス軍は、果たしてドイツ軍を水際で撃滅することができるのか、それとも内陸でしぶとく防衛戦を展開するのか?あるいは、フランスを2週間で席巻した栄光のドイツ装甲軍団の上陸を許し、イングランド南東で鋼鉄の嵐が吹き荒れるのか? 「イギリス本土決戦」は、1940年にもしもドイツ軍がイギリス本土上陸作戦を行っていたら?という仮想設定に基づくヒストリカルシミュレーションゲームです。幾多有る、この魅力的な同テーマの他の作品とは異なり、上陸ができたかどうか?に主眼は置かれておらず、上陸後の地上戦闘に焦点が当てられています。システムはコマンドポイントシステムが採用されており、プレイアブルでありながら上陸後の突破の難しさ、反撃のタイミングのとりづらさが見事にシミュレートされています。 #バトルオブブリテン #オペレーションシーライオン
ルール(16P) ユニット132個 マップ1枚 1本 コマンドマガジン別冊#10 作戦級ちょこ大佐
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STORM OVER ARNHEM(アルンヘム強襲)
「アルンヘム強襲」は、1944年秋に発動した連合軍の”マーケットガーデン作戦”においてアルンヘム市内の重要な橋を巡って生じた激烈な市街戦をエリアマップで再現するゲームです。イギリス軍にとって、これはライン川下流(ネーデル・ライン)に架かる最後の橋であり、マーケットガーデン作戦の成否を決する最終目標でした。一方ドイツ軍にとっては、橋を確保することは連合軍の攻勢の失敗を意味するだけでなくこの橋を占領することによって敵の攻撃を受けているほかの地域に、喉から手が出るほど必要とされていた増援部隊を急送してやることができる重要拠点でした。 初めてこのゲームを見たときには衝撃が走りました。今まで見慣れてきたへクスが無く、エリアでマップが分割されていたからです。また、見たことのないようなデカいユニット、両軍が交互に1部隊ずつ移動か戦闘を繰り返す詰将棋のようなシステム(正確には1エリア毎ですが)、何もかも初めてのことで戸惑いました。ですが、慣れれば簡単なシステム、そのエキサイティングな展開、当時最高のエリア戦ゲームであったことは間違いありません。エリア戦の名作。 #アルンヘム強襲 #マーケットガーデン作戦
1 無し 戦術級エリアマップ 1Turn=8時間 1cm=12m 1Unit=分隊~大隊ちょこ大佐