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BELTER mining the Asteroids, 2076
『ベルタ―』は、アステロイドベルトの小惑星で鉱石を採掘するアストロノーツらの人生をシミュレートするゲームです。当時のGDWの社風を反映して、プレイアビリティではなく、シミュレート性を重視したそのシステムは細部にわたり、鉱石の発見から採掘できる資源の種類、鉱脈の数、鉱脈で産出される資源の純度、精錬度までパラメータ化されており、武骨なまでに採掘者の再現性にこだわっています。また、採掘が終わるとそれを宇宙船でマーケットに運ぶのですが、宇宙船には探査船と運搬船があり、搭載能力の設定もあります。また、宇宙船にはメンテナンスルールも設定されており、定期的にメンテナンスしないと故障し、故障したら修理をしなければなりません。更に、採掘者を管理、宿舎には生命維持能力があり、維持するためにはコストもかかりますし、当然従業員には給料を支払わねばなりません。売却した鉱石にも相場が設定されており、相場が下がれば当然売却利益も下がります。どこもかしこも、SFの設定の皮を被った立派な経営マネジメントゲームです。 バランスは当時のはやりのこんなにハードでいいのかというぐらいきつい設定で、ビジネスの厳しさを味わうにはとても適したゲームバランスとなっています。万人向けとは言い難いですが、逆境に耐えてルーチンワークを黙々とこなすのが好きな方にはいちおしのお気に入りのゲームです。 #宇宙採掘 #アステロイド
ルール(12P) ユニット240個 22×28インチマップ1枚 プレイヤーエイドシート2枚 6面体ダイス1個 1本 無し 戦術級ちょこ大佐
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The Battle of Guilford Courthouse(ギルフォード・コートハウスの戦い)
1781年3月15日早朝、コーンウォーリス指揮下のイギリス軍小部隊はノースカロライナの木々に覆われた田舎をギルフォード・コートハウスという名の小さな村落へ向けて進軍中だった。そこにはナサニール・グリーン指揮下のならず者の寄せ集め部隊がいるはずだった。アメリカ軍がイギリス軍を撃破するか、少なくともその力を奪い取れば南への道が開け独立革命の終結となるはずだった。イギリス軍がグリーンの植民地防衛線を撃破すれば、バージニアへの道が開け、南部での戦いをイギリス軍有利のうちに終結させることになるはずだった。なぜなら、アメリカ正規軍が援護しなければマリオンのようなパルチザンは何もできなくなるからだった。ギルフォード・コートハウスにおいて、一国の運命が決まった。 「ギルフォード・コートハウスの戦い」は、GDWから発売されている、ユニット120個、プレイタイム120分がテーマの120シリーズのゲームのひとつです。ゲームは、規模は非常に小さかったがアメリカ独立戦争のうちの決定的に重要な戦闘を再現しています。 #アメリカ独立戦争 #ギルフォード・コートハウスの戦い
1本 GDW120シリーズ 作戦級 1Turn=20分 1へクス=? 1Unit=中隊~旅団ちょこ大佐