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Liberty of Death:The American Insurrection
アメリカ独立戦争は、1775年から1783年にかけて行われた、アメリカ東部海岸でのアメリカ東部沿岸イギリス植民地領13領とグレートブリテン王国の戦いです。この戦いによって、イギリス植民地領(後にアメリカ合衆国を宣言)はイギリス本国からの支配から脱し、政治的独立を果たしました。翌年、アメリカ独立宣言を発して、正式にアメリカ合衆国が発足しました。戦争序盤はイギリスがその優勢な海軍力を活かして東海岸の都市を制圧していましたが、フランスがアメリカについて参戦し、資金提供などの援助をし、続いてスペイン、ネーデルランド連邦共和国(後のオランダ)もアメリカに協力しました。1781年、フランス海軍がチェサピーク湾での戦いに勝利し、続けてヨークタウンの戦いでアメリカフランス連合軍がイギリス軍に勝利し、実質的な戦闘は終了、アメリカ合衆国の勝利となりました。 『リバティオブデス:アメリカ独立戦闘』は、アメリカ独立戦争での東海岸での戦いをGMT社のCOINシステムで再現したゲームです。COINシステムとは、Countrer Insurgency(反乱鎮圧、対ゲリラ活動)の略です。GMT社が2012年にCOINシリーズ第1弾として発売した「Andean Abyss(アンデスの深淵)」(1990年代のコロンビアでの反乱をシミュレートしたゲーム)で採用されたシステムです。その後COINシリーズは現時点で11弾まで発売されていて、特徴としては非対称の陣営同士(政府軍とゲリラ等)の対戦を再現するのに向いており、4人ぐらいまでの陣営を扱ったマルチプレイシステムでありながらソロプレイにも適しているという、ぼっちの味方のようなシステムです。『リバティオブデス:アメリカ独立戦闘』はCOINシリーズ第五弾にあたります。 #独立戦争 #自由か死か #COINシステム #COINシリーズ
? COINシリーズ#5 戦略級 1Turn=? 1エリア=? 1Unit=?ちょこ大佐
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For the People
1861年4月12日、南軍が合衆国のサムター要塞に向かって砲撃を開始した。4年に渡るアメリカ南北戦争の始まりである。奴隷制度存続を主張するアメリカ南部諸州のうち、11州が合衆国より離脱し、アメリカ連合国を設立、合衆国北部23州と対立、遂に戦火が開かれたのだった。リンカーン率いる北軍、デイビス率いる南軍との、近代的機械技術が本格的に使用された史上初めての戦いである。 「For the People」は、1861年から65年まで、サムター砦の戦いからアポマトックスコートハウスの戦いまでの南北戦争全体を戦略級規模でシミュレートしたゲームです。プレイヤーは、リンカーン率いる北軍か、デイビズ率いる南軍を担い、軍隊の指揮は勿論、各将軍の人事、政治的策略を駆使して勝利を目指します。 元々アバロンヒル社から1998年にボックスゲームから発売されましたが、買収直前の発売だったためルール改訂や修正のフォローがほとんど行われず、版権を買い取ったGMTより2000年に改めてルール改正ののち発売されました。その後、2006年に更にルールを洗練させた第二版、2015年に第三版が発売されるなど、戦略級南北戦争の決定版とも言えるべき人気作品となっています。南北戦争をプレイするなら必ず一度はプレイして欲しい名作です。 #南北戦争 #奴隷解放宣言 #リンカーン
ルール(40P) ユニット420個 56×86マップ1枚 カード130枚 プレイヤーエイドカード 6面体ダイス2個 4本 無し 戦略級ちょこ大佐
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CIVILIZATION(文明の曙)
『文明の曙』は、おおよそ紀元前8000年頃の農業の発明から紀元前3世紀中ごろのローマの出現までの古代文明の発展をテーマにした2~7人用のシミュレーションゲームです。それぞれのプレイヤーは東地中海と中近東の地図上の国を指導し人々とその文明を最良の所へ導くのが目的です。国同士の戦いは二次的要素で、あくまで自国の文明の発展が主な目的になります。舞台こそ地中海沿岸ですが、そういった意味ではウォーゲームではなく、ヒストリカルでもなく、人類国家の発展を抽象的に再現したシミュレーションゲームとなります。 このゲームを構成する特徴としては、文明カードと貿易カードがあります。文明カードはその国がどこまで文明が発展しているかを表すもので、「神秘主義」から始まり「窒業」「音楽」「建築」「土木工事」などがあり、自分の所有している貿易カードの点数、宝物の点数、そして既に所有している文明カードの点数により購入することができます。文明カードは、正しい文明ルートをたどる限り、既に所有している文明カードが、新たに入手する文明カードを購入するときに有利に働きます。貿易カードには、「粘土」「鉄」「塩」「香辛料」などがあり、貿易フェイズにプレイヤー全員で交換交渉を行います。自分の交換できる貿易カードの種類、枚数を宣言し、他のプレイヤーがそれに応じれば交換することができます。この際、全ての情報を言う必要が無く、例えば塩3枚と銅2枚を貿易に出すときには「塩5枚!」と宣言し、貿易に出すカードのうち、一番多い種類を宣言します。戦闘よりもこの貿易交渉が重要であり、うまく交渉し、うまく文明を進めたプレイヤーがプレイを有利に運び、最終的には歴史進歩チャートの最後のマスまで一番最初に進んだプレイヤーが勝者となります。 そういった意味では40年前の作品でありながらプレイ感は現在のドイツゲームに近く、今なお色褪せないテーマのゲームと言えるでしょう。 #文明の曙 #シビライゼーション #古代文明
ルール(20P) 歴史進歩カード マップ1枚 プレイングピース9セット 貿易カード74枚 文明カード72枚 プレイヤーマット7枚 順番決めカード7枚 1本 無し 戦略級ちょこ大佐
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関ヶ原
1598年8月18日、天下を獲った秀吉が62歳の生涯を閉じた。そして熾烈な跡目争いが始まった。 秀吉の死により、第二の実力者として脚光を浴びたのは家康だった。家康は、秀吉の家臣が武人派と文官派に分かれて対立・反目しているのを利用し、武人派の諸大名の懐柔と買収を始めた。これは秀吉の死の直前に交わされた五大老・五奉行間の誓約書に背くものであったが、諸大名は家康の権勢を恐れて誰もなにも意見できなかった。しかし、これを放置していては豊臣政権が崩壊しかねないと危惧したのは近江城主石田三成である。家康と残りの四大老・五奉行の間には一応和議が成立したが、五奉行の一人であった三成は、家康は本質的に豊臣の敵であると認識し、その排斥を画策し始めた。家康はその後も着々と武人達の人望を集めるとともに、戦が起こることを望んでいた。そう、秀吉亡き後の首座に着くものを決める戦いを。それには家康を憎む勢力の筆頭、石田三成に兵を起こさせるのが一番だった。そして、チャンスはやってきた。五大老の一人上杉景勝が自城の修理や武器の購入をしていたことに目をつけ、謀反の意志ありと断罪して景勝に上洛を命じた。無理な命令に従えなかった景勝に対し、家康は武人派の武将に銘じて景勝討伐の兵を挙げさせた。これを不服として、三成は大阪方で兵を挙げた。これに対し家康は小山で軍議を開き、西上して三成の軍を破ることを決議した。ここに、日本を東西に分けた大合戦が避けられないことが決まった…。 慶長5年(1600年)9月15日、徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍は美濃の国西端の関ケ原で激突した。天下分け目の関ケ原の戦いである。この合戦で東軍は、6時間に渡る激闘の末西軍を撃破し、家康は実質的に豊臣の天下を奪い取ったのである。 「関ケ原」は、関ケ原の戦いをテーマとしたシミュレーションです。しかし、合戦そのものだけをシミュレートしたものではなく、実際の関ケ原の戦いがそうであったように、家康側と三成側の事前工作を重要な要素としてゲームに取り入れています。実際に関ケ原で両軍が対峙した時、参加武将たちの大半は心に動揺を抱えていました。それは、それらの武将に対する家康側と三成側の事前工作が原因です。例えば、西軍が毛利輝元・豊臣秀頼の出陣参戦に成功していたならば、小早川秀秋は裏切らず、更に東軍武将の中から西軍に寝返るものが出ていてもおかしくなかった筈です。両軍共信頼しきれない味方を連れての合戦、それがこの関ケ原の本質であり、このゲームをプレイすることによってそれを実感できるでしょう。 #関ケ原 #裏切り
ルール(46P) ユニット?個 マップ1枚 恩賞カード?枚 武将カード?枚 情報カード?枚 戦闘・移動表2枚 調略表2枚 2本 エポックワールドぅオーゲームシリーズ#5 戦略級ちょこ大佐
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ヒトラー帝国の興亡
1939年9月、ポーランドに侵攻したドイツに対し英仏は宣戦布告、第二次世界大戦が始まった。 このゲームはその半年後、1940年春から始まります。あなたは枢軸国または連合国の最高司令官となり、陸海空3軍の指揮を執って勝利を目指します。 「ヒトラー帝国の興亡」は、第二次世界大戦におけるヨーロッパの戦いを戦略レベルで再現したゲームです。ゲームは原則として2人のプレイヤーで競われ、1人が枢軸軍を、もう1人が連合軍を受け持ちます。ゲームは1940年春から始まります。ポーランドに侵攻したドイツに対して英仏が宣戦布告を行い、そのポーランドは独ソ両国に分割支配され、奇妙な戦争と呼ばれた期間が終わったところです。史実ではドイツ軍によるノルウェー侵攻そしてフランスに対する電撃戦が行われることになります。枢軸国はドイツとイタリア、それにフィンランド、ルーマニア、ハンガリーブルガリアの小国で構成されますが、ゲーム開始時、連合国と交戦状態にあるのはドイツだけで他の国は中立状態です。連合国はアメリカ、イギリス、フランス、ソ連で構成されますが、ゲーム開始時枢軸国と交戦状態にあるのはイギリスとフランスだけで、他の国は中立状態です。枢軸国、連合国に属さない国は宣戦布告されるまで中立状態です。両プレイヤーは陸海空の3軍を指揮して勝利条件の達成を目指します。 #第二次世界大戦 #ヨーロッパの戦い
ルール(16P) ユニット148個 マップ1枚 1本 コマンドザベスト#2 戦略級ちょこ大佐
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信長最大の危機 第2版
元亀元年、大軍を率いて朝倉討伐の途についた信長のもとへ義弟である浅井長政が突如寝返ったとの報が届いた。四方を敵に囲まれた信長、絶体絶命…。 「信長最大の危機」は元亀元年、第一次信長包囲網の結成から本能寺の変で信長が倒れる天正十年頃までの十数年に渡る信長と反信長包囲網の熾烈な戦いシミュレートした本格戦略級ゲームです。武田信玄、上杉謙信、羽柴秀吉、明智光秀、徳川家康、柴田勝家、足利義昭、浅井長政、朝倉義景、毛利輝元、小早川隆景、吉川元春、」宇喜多直家、本願寺勢などのオールキャスト総登場。天下統一を成し遂げるのは、信長か、それとも…。 名デザイナーふ~ら~中村渾身の名作。 #織田信長
ルール(34P) ユニット400個 マップ1枚 フルカラーカード64枚 1本 ゲームジャーナル別冊#4 戦略級ちょこ大佐
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PACIFIC WAR 太平洋戦史
1941年12月8日、日本海軍航空隊がアメリカ合衆国ハワイオアフ島真珠湾に奇襲攻撃を敢行した。「トラ・トラ・トラ」、我奇襲に成功セリ、である。先に行われた、太平洋戦争における南方作戦の一環としてイギリスに対するマレー作戦に次いで行われたこの攻撃により、4年間にわたる太平洋戦争が始まったのであった。 「太平洋戦史」は、1941年の開戦から1944年前半までの海軍作戦に焦点を当てた戦略級シミュレーションゲームです。プレイヤーは日本軍又は米軍を主力とする連合軍の提督となり、戦争に勝つための戦略を定め、それを遂行するための作戦を実行します。各ターンは太平洋戦争の主だった戦闘を各ターンに模しており、0ターン目の真珠湾攻撃を始め、マレー沖海戦、ミッドウェイ海戦、珊瑚海海戦、スラバヤ沖海戦、セイロン沖海戦、アッツ島沖海戦、ギルバート諸島沖航空戦、トラック島沖空戦、マリアナ沖海戦、そしてレイテ沖海戦などを抽象的に再現しています。わずか4ページのシンプルなルールでプレイアビリティの高い太平洋戦争のシミュレーションゲームとなっています。 #太平洋戦争
ルール(4P) 解説書(24P) ユニット160個 A2マップ1枚 カード16枚 1本 コマンドベーシック 戦略級ちょこ大佐
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インペリウム セカンドエディション
今から数百年後、宇宙へ進出した人類は巨大な版図を有する星間帝国ジル・シルカ(インぺリウム)に遭遇しました。高圧的な帝国と、拡張主義に燃える人類の接触は、やがて避けようのない星間戦争へと発展していきます…。 「インぺリウム」は、初版がGDWより1977年に発売され、古典といっても差し支えないSF戦略級ゲームです。発売当時からSFファン、ゲームファンから熱狂的支持を集め、今なお世界中の熱心なファンがプレイし続けています。そのシステムはシンプルながら非対称の軍隊同士の戦闘の面白さを表現しており、帝国艦船はミサイル能力に長け、地球艦船はレーザー兵器に一日の長があるなどの個性を持たせています。メインの移動は星間ハイパースペースジャンプのため、広大なマップでありながら各ユニットは移動力を持たず、敵艦船に接触するまで移動を続けられるというシステムのため、流動的な戦いを楽しめます。 また、1回のゲームをひとつの戦役とみなし、ゲーム終了時の艦船位置や占領星域をその状態そのままに休戦を挟んで再び対戦することでキャンペーンゲームとするという遠大なる宇宙戦争をプレイすることができます。 発売から既に40年以上も経ってなお燦然とSFゲーム史上の頂点に立ち続けているこのゲーム、一度はプレイする価値ありのゲームです。 #INPERIUM #ジル・シルカ #モニター艦 #亜光速移動 #ハイパースペースジャンプ
ルールブック1冊(16P) カウンター376個 マップ1枚 記録用紙(4P)1冊 1本 無し 戦略級ちょこ大佐
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秀吉怒涛の天下統一
「秀吉怒涛の天下統一」は、1582年の本能寺の変から、1590年の豊臣秀吉の天下統一までを再現したゲームです。秀吉による天下統一の全過程をカードドリブンによるプレイアブルかつエキサイティングなシステムで再現した、史上初の秀吉全記録のゲームとなります。ゲームはオープニングの三日天下ターンにおける明智光秀討伐に始まり、当初は各陣営、羽柴、柴田他畿内周辺の数名の旧織田系大名しか参戦していませんが、ゲームが進むにつれ徳川、島津、北条、毛利、上杉、長宗我部、伊達など各地の有力大名が続々参戦し、次第に戦場が日本全国に拡大していきます。果たして、史実通り秀吉は天下を獲れるのか? #豊臣秀吉 #天下取り
ルールブック1冊(8P) カウンター198個 マップ1枚 カード32枚 1本 無し 戦略級ちょこ大佐
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幕末維新始末
「幕末維新始末」は、幕末動乱の最終段階における佐幕派と反幕府派の対立を戦略規模で再現したゲームです。プレイヤーは徳川宗家及び会津藩を中心とする佐幕派、もしくは薩摩藩及び長州藩を中心とする反幕府派を指揮して、新しい政治体制の確立を目指します。ゲームは慶応3年の1月から始まります。幕府による第二次長州征伐が失敗に終わり将軍家茂が死去したのがこの時期からおよそ半年ほど前です。数か月の将軍空位期間を経て、慶応2年12月に最後の将軍徳川慶喜が将軍位に着き、その直後に孝明天皇死去しています。この動乱の中、果たして日本の夜明けを迎えることができるでしょうか? #幕末維新 #江戸幕府 #明治時代
ルールブック1冊(8P) カウンター108個 マップ1枚 カード12枚 1本 無し 戦略級ちょこ大佐
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薔薇戦争
薔薇戦争は、百年戦争終結後に発生した、共にエドワード三世の血を引くランカスター家とヨーク家によるイングランド中世封建諸侯の30年に渡る、血を血で洗う骨肉の内乱です。最終的には、ランカスター家の女系の血筋を引くテューダー家のヘンリー七世がその武力でヨーク家を倒し、ヨーク家のエリザベス王女と結婚してテューダー王朝を開きました。ランカスター家が赤バラ、ヨーク家が白バラを紋章としていたためにこの名がつきました。この15世紀英国で起こった貴族同士の後継者争いは多くの文筆家の題材となり、シェイクスピアの『ヘンリー六世』、ウォルタースコットの『ガイアスタインのアン』、そして日本の菅野文の漫画『薔薇王の葬列』などがあります。 「薔薇戦争」は、太平記システムでばら戦争を再現したゲームです。プレイヤーはランカスター陣営またはヨーク陣営を担当し、百年戦争戦後の分裂し混乱した英国国内の秩序を回復するため、軍事的統一を目指します。登場キャラクターとしては、ヨーク派に”ヨーク公リチャード””エドワード四世””リチャード三世”、ランカスター派には”ヘンリー六世””マーガレット・オブ・アンジュー”、チューダー朝の始祖”ヘンリー七世”などの英国史上著名な王侯貴族が総登場します。 #ばら戦争
ルールブック1冊(4P) カウンター90個 マップ1枚 1本 無し 戦略級ちょこ大佐
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文禄朝鮮の役
「文禄朝鮮の役」は、1592年~1593年に豊臣秀吉の命を受け、西国武将を中心に朝鮮半島に出兵し、明・李氏朝鮮と戦った文禄の役を、朝鮮半島に上陸した時点から京城撤退までをシミュレートした戦略級のゲームです。 秀吉は天下統一したのに何故朝鮮半島に侵攻したのか? 未だに諸説あり、真実は秀吉に聞いてみないとわかりません。一説には、当時は武功を挙げた配下の武将に、その戦いで得た敵の土地を与えて褒美としていたのですが、天下を統一したがゆえに、勲功を挙げた武将に与える土地が無くなり、新たな土地を求めて朝鮮半島に進出したとも言われています。秀吉は当時武将間で茶道が流行っていたのを利用して、茶器や茶道具に価値を与えて褒章として与えていたりしていたのですが、それでは間に合わなかったのですね。 日本史ではあまり取り上げられませんが、文禄・慶長の役は当時16世紀における世界最大規模の戦争でした。 有名な加藤清正の虎退治はこの時の逸話です。尤も、絵画で残っているように槍で殺したのではなくて鉄砲で仕留めたのが本当らしいですが。この当時朝鮮半島にはアムール虎やシベリア虎が徘徊していたのですが、戦闘で死亡した武将に群がるようになり、また兵舎にも出没し馬や兵士が襲われるという被害が出ていたため、加藤清正は山狩りをして虎退治をしたと言われています。また、実は清正だけでなく、他の武将もそのような事情により虎退治は頻繁に行っていたようです。 #文禄の役 #慶長の役 #朝鮮出兵
1本 無し 戦略級 1Turn=1ヵ月 エリア方式 1Unit=1500~3000人ちょこ大佐
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戦略級関ヶ原 〜家康最大の誤算〜
日本人なら誰でも知っている”関ケ原の戦い”。日本の盟主を決める重要な戦いだったのにもかかわらず、わずか半日で東軍の家康が勝利し、その後200年続く江戸時代の礎となった戦いです。そこまでは誰もが知っていると思いますが、このゲームは少し違います。 「戦略級関ケ原」は、その名の通り作戦級としての関ケ原の戦いという1つの会戦だけを再現するのではなく、会戦前の調略や行軍からシミュレートしている戦略級のゲームです。 ”日本の会戦は布陣した時には既に勝敗は決している”を体現するかのように、布陣前の調略、どの大名を味方につけるか、謀略、誰と誰を離反させるか、などに重点を置き、それらの行動からゲームがスタートするため、事前工作が非常に重要になっていきます。日本の鬼才ふ~ら~中村氏が贈る別視点での関ケ原、一度プレイされることをお勧めします。 #関ケ原の戦い #戦略級
1本 ゲームジャーナル#02 戦略級 1Turn=無し エリア方式 1Unit=1500~3000人ちょこ大佐
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戦略級 南北戦争
黒人奴隷労働に支えられていた農業中心の南部と、工業化が続き流動的な労働力を必要としていた北部との対立は次第に激しさを増し、南部と北部の政治、社会、経済的な乖離が続いていた。そんな中、1860年11月の大統領選挙では奴隷制度の存続廃止が争点となり、奴隷制度廃止を訴えたエイブラハム・リンカーンが当選したことをきっかけに同年サウスカロライナ州が合衆国からの離脱を宣言。その後1861年2月に南部の奴隷を使用していた州を中心にアメリカ連合国が結成された。1861年3月にリンカーンが正式に大統領に就任すると、同年4月12日にアメリカ連合国はサムター砦を攻撃、ここに南北戦争の戦端は切って落とされた…。 「大戦略南北戦争」は、1974年にJ・ダニガン氏がデザインし、S&T誌43号に掲載され、同誌310号に再掲された作品です。南北戦争の開戦時から終戦時まで全体をプレイできる作品でありながら適度なサイズとコンパクトにまとまったルールの良作です。 #南北戦争 #ダニガン
1本 無し 戦略級 1Turn=3か月 1エリア=32㎞ 1Unit=5000名ちょこ大佐
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The Peloponnesian War 431〜404B.C.
ペロポネソス戦争は、アテナイを中心とするデロス同盟と、スパルタを中心とするペロポネソス同盟が戦った、古代ギリシャ全体世界を巻き込んだ戦争です。紀元前431年のペロポネソス同盟軍によるアッティカ侵攻から十年に渡る戦争が始まり、海戦、陸戦双方熾烈な戦いの後、紀元前421年に和平条約が結ばれました(ニキアスの和約)。しかし、6年後の紀元前415年、アテナイはシケリア遠征を実行し、ここに第二次ペロポネソス戦争が始まりました。結局制海権を握ったペロポネソス同盟軍がアテナイ市を包囲し、アテナイの降伏をもって戦争は終結します。何分古い戦いなので資料が少ないのですが、古代アテナイの歴史家のトゥキュディデスが戦史を残しています。 ゲームは基本的には1人用のソリティアで、デロスとペロポネソスどちらかをプレイするというものではなく、戦況によってどちらを指揮するかが変わっていき、できるだけ早く戦争終結を目指すという斬新なシステムを採用しています。 ちなみに、哲学者であるソクラテスもこの戦争に参加しています。 #ペロポネソス戦争 #古代ギリシャ
4本 無し 戦略級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐