-
英雄三国志
”蒼天すでに死す 黄天まさに立つべし” 「英雄三国志」は、中国大陸における後漢末の混乱期から魏呉蜀の三国県立期までをシミュレートするゲームである。ゲームの中で、各プレイヤーは史実の群雄たち、曹操、劉備、孫権から董卓、呂布、袁紹までと同じ立場に立ち、他から抜きんでるために外交を有利に運び、人材、兵力を蓄え、機に乗じて戦いに打って出なければならない。権謀術数と武略の限りを尽くさなければ統一帝国への礎は築けないのである。 元もとこのゲームはタクティクス37号の付録として「旌旗蔽空」という名前で登場した読者応募ゲームでした。発売後、好評を博したため、それをさらに発展、デベロップし、パッケージゲームとして発売されたものです。
16本 戦略級中国三国志マルチプレイゲーム ? 困難ちょこ大佐
-
バトルオブブリテン
1940年7月10日、フランスを瞬く間に占領したドイツ軍は、あしか作戦(英国本土上陸作戦)の準備段階として上陸の障害となる英空軍の殲滅を計画した。いわゆる「バトルオブブリテン」の始まりである。 このゲームはバトルオブブリテン全体を、航空機の空戦、爆撃のひとつひとつからシミュレートしたビッグゲームである。1ターン20秒というスケールからしてその巨大さが伺える。しかし、しかし、幾多のベテランゲーマーがこの巨大な壁に挑んで敗れ去ったことだろう。私も挫けた。 エポックとレックカンパニーのタッグは、このワールドウォーゲームシリーズに多大なる貢献をしてきたと思う。ハズレ無しで名作ぞろいだった。安心して購入できた。そう、ここまでは…。16作目にしてやっちまったな黒田さん。資料を調べてルールやデータを作っているときは面白かっただろうなぁと思う。個々のテストプレイも面白かっただろうなと思う。でも、商業的なアイテムとしては違うと思う。黒田さんも途中で気づいていただろう。ルールブックにもデザイナーズノートにも”決して難しくはない”、”個々のミニゲームの集まり”とか、”最初は夢にも思わなかった”とか、言い訳じみた節が端々に…。でも、ミニゲームを個々に楽しむのは全然無理ではない。キャンペーンゲームに手を出さない限りは。また、SPIの第二次欧州大戦しかり、アバロンのロンゲストデイしかり、このようなゲームは必要だとは思う。資料的価値として、眺めてにやにやするゲームとして。 #バトルオブブリテン
16本 エポック社のワールドウォーゲームシリーズ16 戦略級航空戦(決闘級、作戦級) 1Turn=20秒 1へクス=500mちょこ大佐