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マリーナ (20本入)
明るい青色を基調に3色の信号旗をあしらい、海のイメージをそのままに登場した銘柄である。 数少ない「ブルー」基調の銘柄であったが、デザインとしての訴求性に弱さがあったのか、ファン獲得に苦戦した。そして、「マリーナ=海」からダイレクトにイメージされる帆船模様にデザインが変更された。それでも期待された結果は得られず、改装されることになった。そしてその改装の過程で、ベストセラー「マイルドセブン」が生まれる。 【画像1】1972年10月16日~ 100円で発売開始 【画像2】1975年7月頃 ☆新価格品表示「np」マーク入り ・1975年12月18日 150円へ価格改正 【画像3】1976年7月15日 ☆デザイン変更 ・1978年7月 製造中止
U字2型 仲條正義(旧)・垣内貞夫(新) 1978年7月 1972年10月16日shirotanino
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エムエフ(20本入)
廃止になる両切メンソールタバコ「みどり」の後継品種として発売された。大きく筆記体フォントで「mf」と商品名とロゴを兼ねたデザインに、ハッカの花のイラストを添えている。 商品名「mf」は「menthol」と「filter」の頭文字の組み合わせである。本品以外にも後発品の「泉」(1967~1969)、「Mrスリムメンソール」(1973~2003)などのメンソール銘柄も存在した。しかし「泉」は短命に終わり、「Mrスリムメンソール」はフィルター加香銘柄であったので、本格的メンソール製品は本銘柄に限定されていた。 「みどり」以降のメンソール製品の低迷を支えて、「サムタイム」登場までの橋渡し銘柄としての役目を十分に果たした。 1965年6月1日~ ・70円で発売開始 ・封緘紙部、側面フラップ部余白なし【画像1】 1968年5月1日~ ・80円へ価格改正 ・新価格品として封緘紙一時変更【画像2】 ・改正時の封緘紙。青緑色に一時変更【画像3】 ・フラップ部のバージョン違い、側面フラップ部余白あり【画像4】 1972年7月頃 ・「健康に注意」の文言が入る【画像5】 1974年~ ・金色部分の印刷を金インク印刷へ変更【画像6】 1975年7月頃 ・新価格品表示「np」マーク入り【画像7】 1975年12月18日 ・120円へ価格改正 1978年7月廃止
U字2型 垣内 貞夫 1978年7月 1965年6月1日shirotanino