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ハイライトデラックス (20本入)
発売告知のポスターより「またうまくなった 世界トップレベルのタバコ」。 ハイライトは1960年の発売開始早々に20日間で約4億本の売り上げを達成し、また1965年以降は毎年売上のトップを飾っていた。そうした人気を背景に、より高級感をもたせたワンランク上のハイライトを、というコンセプトで発売。パッケージデザインも色味を深くし、「DELAXE」の金文字がその違いを印象付けている。 発売当時の価格でハイライトより10円高い20本入り80円。コンセプトに反して売り上げはデラックスと行かなかったのか1972年には市場より姿を消している。 1967年7月20日~ ・80円で発売開始【画像1】 ・封緘紙色彩変更【画像2】 1968年5月1日~ ・100円へ価格改正 ・新価格品表示シール貼付【画像3】 ・新価格品として封緘紙一時変更【画像4】 ・新価格品表示として刷色変更【画像5】 1972年1月31日 製造中止
U字2型 和田 誠 1972年1月31日 1967年7月20日shirotanino
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スリーエー(20本入)
BAT社のStateExpress『555』や、薬品の『DAN』などにならい、「それそのものが商品名で、他に意味のないものを」というコンセプトで商品化されたのがこの「スリーエー」です。 フィルター付きロングサイズの「ハイライト」より1カ月早く発売されましたが、後発の「ハイライト」人気の陰に隠れてしまい、しばらくは思うような販売実績が上げられなかったといわれています。そうした「ハイライト」人気による不足を補うべく、1964から65年にかけてフィルター銘柄が続々と発売される中、基調色を大きく変えずにクリーム色と金色を配してより高級感を持たせた意匠に模様替えされました。 1960年5月1日~ ・60円で発売開始【画像1】 1965年8月~ ・デザイン・刷色・封緘紙変更【画像2】 ・側面フラップ余白部52㎜ 1968年5月1日~ ・70円へ価格改正 ・新価格品表示として封緘紙を明るい赤色に変更【画像3】 使用開始時期不詳 ・フラップ部のバージョン違い、側面フラップ余白部59㎜【画像4】 1972年1月31日廃止 [1963 大熊] [1972 日本専売公社]
U字2型 出牛実作(旧)・垂松 武(新) 1972年1月31日 1960年5月1日shirotanino