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桃山(パウチ包装)
携帯の便を考慮して縦型丸缶の容量を変更したもの。 パイプタバコの包装形態に新しいスタイルを与え、後にはこのスタイルが主流となり、和風の刻みタバコの包装にも用いられるようになっています。「桃山」のパウチ包装タイプは1965年に一旦終売となりますが、日本たばこ産業発足後の1989年に容量を40gに改めて再度販売が開始されました。 1958年8月10日~ 30g 90円で発売開始 【画像1】 【画像2】拡大 ・1965年5月 廃止 ◎再発売品 1989年5月1日~ 40g440円で発売開始【画像3】 【画像4】裏面。右側の銀色部分が蓋になる ・「日本たばこアイメックス」による輸入銘柄として「桃山Ⅱ」とリニューアルされ、また黒地に金色で意匠を描いた蒔絵風の包装に変更されて現在も販売中
1989年5月 パウチ包装 杉浦非水・田中冨吉(修正) 1965年5月shirotanino
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桃山(50g缶入)
日本にタバコがもたらされた安土桃山時代からその名称「桃山」が採用されました。 また、図案は「リーフデ号」をモチーフにしています。1934年に縦型の丸缶容器で50g・100gの2種で発売され、戦時中はローマ字「momoyama」表記から漢字表記「桃山」に変更されましたが、戦後ローマ字に複しました。 現在、缶入り「桃山」は100gのみが継続販売中です。 1934年4月20日~ 50銭で発売開始 【画像1・2】 1943年「桃山」に名称変更 1944年 一時販売中止。 1947年6月28日~ 150円で発売再開【画像3】 1947年12月20日~ 250円へ価格改正 1950年4月1日~ 200円へ価格改正 1951年4月1日~ ☆日本専売公社発足、150円へ価格改正 ☆缶の紙ラベル貼りを直接プリント印刷に変更【画像4・5・6】 1953年5月~ ☆専売公社証票変更【画像7】 1968年5月20日~ 新価格品表示 グラム『g』表記【画像8】 1972年12月~ 価格改正(200円)および包装形態を平型丸缶に変更
ラベル貼縦缶→プリント缶 杉浦非水・田中冨吉(修正) 1972年12月 1953年5月shirotanino