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クリソベリル(インド産)0.398ct
当初、アレキサンドライトとして入手しましたが、カラーチェンジが微弱で、しかもCrによる色変化とは認められないとして、クリソベリル判定となった裸石です。 こういう石は結構溢れています。 見た目は綺麗。 しかし、正しくアレキサンドライトを入手したい場合は色変化がCrの影響によるものか、チェックする必要があります。 鉱物名:クリソベリル 宝石名:クリソベリル 組成:BeAl2O4 重量:0.398ct 産地:Deobhog area, Raipur District, Chhattisgarh, India 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2020年shm
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フローアパタイト0.443ct
この色は天然なんでしょうか。 ブルーのアパタイトは通常加熱されてあの鮮やかな青色を示しますが、当該石の加熱の有無にしてはわかりませんでした。 鑑別を出しましたが、確認を失念していました。しかし、鑑別書には加熱のコメントがありません。ブルーアパタイトに加熱にかかるコメントを書くルールがなければそれまでですが、もし書かなければならないなら、書いていないため非加熱ということになります。 私も加熱されたものと認識して入手しています。この色、この大きさ、パライバトルマリンであれば一体幾らになるでしょうか。 鉱物名:フローアパタイト 宝石名:アパタイト 組成:Ca5(PO4)3F 重量:0.443ct 産地:不明 鑑別:日独宝石研究所
宝石 神戸市中央区 2019年shm
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紫水晶(ウルグアイ産)
ウルグアイ産の紫水晶です。 よく、メキシコのベラクルスアメジストが世界最高品質の紫水晶と言われますが、私はウルグアイ産以上の色の濃く、深みのある紫水晶は知りませんし、原石であれば、福島県産の通称かぐや姫水晶だって負けていません。 当該標本は、典型的な濃い色のウルグアイ産の紫水晶です。 鉱物名:クォーツ(アメジスト) 和名:紫水晶 産地:ウルグアイ
鉱物 京都市左京区 2018年shm
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紫水晶(ウルグアイ産・汚れあり)
紫水晶はブラジル産のものが結晶が大きい、内包物も少ない、カットもしやすい、産出量も多い、で有名です。 ウルグアイ産のものは、結晶が小さく、内包物も多く、カットされた裸石もあまり出回りません。ですがブラジル産と比べて色が濃い傾向にあり、良い裸石はブラジル産のものより深みのある色をしています。中々お目にかかることはありません。 当該標本はウルグアイ産のもので、結晶は小さく、汚れもありますが色は濃いです。 鉱物名:クォーツ(アメジスト) 和名:紫水晶 産地:ウルグアイ
鉱物 ネットオークション 2017年shm
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スピネル(ホットネオンピンク)1.507ct
カット、カラー、大きさ、品質的にはかなり良いと思います。 いわゆる"ホットネオンピンク"と言われる鮮やかなピンク、赤系のスピネルで一番人気のある色合い。日独の鑑別書には「赤」「レッドスピネル」と書かれておりますが、、海外の鑑別であればvivid pinkになると思います。 惜しむらくは産地がわからないところです。古い標本であり、この色合いであれば、おそらくはベトナムルクイェン産でなく、ミャンマーモゴック鉱区のものと思いますが、、 →産地同定検査の結果、この石はモゴックの成分と近いと言うことでした。予想していたのでまぁモゴック産でいいかなと思います。 鉱物名:スピネル 宝石名:スピネル 重量:1.507ct 産地:Mogok, Pyin-Oo-Lwin District, Mandalay Region, Burma 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2019年shm
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紫水晶(かぐや姫水晶・福島県会津郡只見町産)
2017年に発見されたかぐや姫水晶。一時ミネラルショーなどで沢山販売されていましたが、徐々に落ち着いてきています。当該石も出だした当時に入手したものです。 周りの白い母岩は流紋岩で、ノジュールを削れば紫水晶が出てくるようです。 産地は福島県会津郡只見町が唯一の産地。要は只のアメジストですから鉱物自体珍しいものではありません。 鉱物名:クォーツ(アメジスト) 和名:紫水晶 産地:福島県会津郡只見町
鉱物 京都市左京区 2017年shm
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方解石
インド産のカルサイトです。飴色で透明度の高い標本です。 母岩はついておらず、結晶のみになります。鉱物としても産地としても稀少性はそれほど高いものではありませんが綺麗です。 鉱物名:カルサイト 和名:方解石 産地:インド、マハーラーシュトラ州、ナーシク
鉱物 ネットショップ 2018年shm
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トリケラトプス歯化石
トリケラトプスの歯化石です。 トリケラトプスはTレックスにつぎ人気の高い恐竜で、化石にあまり興味が無い人でもよく知られた種だと思います。 歯化石自体はそれほど珍しいものではありませんが、化石好きとしてひとつは押さえておきたいものです。 標本名:トリケラトプス(歯化石) 産地:米国、モンタナ州、カーター郡、ヘルクリーク層
化石 ネットショップ 2018年shm
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めのう化した巻貝
置換化石というカテゴリが大好物なのですが、中々珍しいものなのか、入手機会は少ないです。 オーストラリアではブラックオパールで出来た置換化石が採れるみたいですが、とんでもなく高価です。テレビ東京の"なんでも鑑定団"という番組でも紹介されていた記憶があります。 当該標本は巻貝の置換化石ですが、種類はわかりません。モロッコ産です。 標本名:不明(巻貝) 産地:モロッコ、ダフラ
化石 瑞浪市 2016年shm
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ダイアスポア0.713ct
水酸化鉱物のカテゴリーの中で、ファセットカットされた裸石はダイアスポア以外はほとんどないと思います。 ダイアスポアは割とよく見かけるレアストーンで、特にトルコ産のものが品質が高く、稀にカラーチェンジを見せるものがあるため、コレクターからはよく知られた石です。 この石も白熱灯で試してみましたが、残念ながらカラーチェンジはしませんでした。 鉱物名:ダイアスポア 宝石名:ダイアスポア 組成:AlO(OH) 重量:0.713 ct 産地:Mugla, Turkey 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2019年shm
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貝化石(メルセナリア)
メルセナリアという種類の貝化石です。貝の表面を覆う鉱物はカルサイトかと思われます。 このような置換化石は国内では見られないと思います。 標本名:メルセナリア 産地:USA
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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方解石
方解石とフズリナ化石で有名な産地、岐阜県大垣市金生山産のピンク色の方解石。 実は金生山は一度チャレンジしたのですが、フズリナ化石だけゲットし、方解石は採れませんでした。連れの石友はかなり良いクリアーな品質のものを拾っていたので、自分も欲しかったのですが、残念でした。 金生山は登山の難易度は低めで、路肩にフズリナの化石が落ちていたりします。方解石は見つけることができませんでした。 当該石は金生山に行く前に、京都のあるショップで入手したものになります。金生山には改めてチャレンジしたいです。 鉱物名:カルサイト 和名:方解石 産地:岐阜県大垣市金生山
鉱物 亀岡市 2018年shm
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辰砂
北海道産辰砂。 苦灰石上に結晶が乗った中国産標本が人気ですが、当該石の母岩が何かはわからないです。 標本としては小さいですが、金属味のある光沢が綺麗です。 鉱物名:シナバー 和名:辰砂 産地:北海道常呂郡置戸町旭水銀鉱山
鉱物 京都市中京区 2017年shm
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石膏
国産ジプサム。 身近な鉱物で、チョークや建築用資材(石膏ボード)にも使用されています。 国産で、当該石のような大きな結晶が採れるとは驚きです。 鉱物名:ジプサム 和名:石膏 産地:福島県いわき市小川町
鉱物 京都市中京区 2018年shm
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玉髄
2017年に流行ったインドネシア産の"グレープアゲート"。アゲート(瑪瑙)と呼ばれていますが、カルセドニー(玉髄)です。 玉髄に乗っている粒は方解石(カルサイト)です。ぶどうに乗った氷砂糖のようで綺麗です。 鉱物名:アゲート 和名:玉髄 産地:インドネシア
鉱物 京都市左京区 2017年shm