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イエローダイヤモンド
ダイヤモンドと言えば皆さん無色透明で煌びやかな輝きを放つ物を想像しますね。しかし、イエローダイヤモンドは、まるで太陽の様な美しい山吹色を発色しています。このイエローの発色原因は、炭素の結晶であるダイヤモンドに窒素が入り込むことによって発色します。 イエローダイヤモンド自体は他のカラーダイヤモンドに比べて、比較的に産出量は多いのですが、鮮やかな山吹色を発色するイエローダイヤモンドに出会う事は非常に希少です。産地としては、現在世界中で20カ所以上あると言われますが、100ct以上の大きな石のほとんどは南アフリカさんです。他に有名な産地はブラジル、インド、オーストラリア、コンゴ、カナダ、ロシア等があります。 かなり小さいですが存在感があります! 発色も綺麗です
ラクマ 2018年11月 窒素Sasaki Aya
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ダイヤモンド(金剛石)
ダイヤモンド(英語: diamond [ˈdaɪəmənd])は、炭素( Carbon すなわち C )の同素体の1つであり、実験で確かめられている中では天然で最も硬い物質である。日本語で金剛石(こんごうせき)ともいう。ダイヤとも略される。結晶構造は多くが八面体で、十二面体や六面体もある。宝石や研磨材として利用されている。ダイヤモンドの結晶の原子に不対電子が存在しないため、電気を通さない。 地球内部の非常に高温高圧な環境で生成されるダイヤモンドは定まった形で産出されず、また、角張っているわけではないが、そのカットされた宝飾品の形から、菱形、トランプの絵柄(スート)、野球の内野、記号(◇)を指してダイヤモンドとも言われている。 ダイヤモンドという名前は、ギリシア語の αδάμας(adámas 征服し得ない、屈しない)に由来する。イタリア語・スペイン語・ポルトガル語では diamánte(ディアマンテ)、フランス語では diamant(ディアマン)、ポーランド語では diáment(ディヤメント)、漢語表現では金剛石という。ロシア語では диама́нт(ヂヤマント)というよりは алма́з(アルマース)という方が普通であるが、これは特に磨かれていないダイヤモンド原石のことを指す場合がある。磨かれたものについては бриллиа́нт(ブリリヤント)で総称されるのが普通。4月の誕生石である。石言葉は「永遠の絆・純潔・不屈」など。 近年骨から人工的にダイヤモンドを作ることができるそうです。TVでフライドチキンの骨から作ってました笑 エメラルド、サファイア、ルビーと共に多くの方に知られている鉱物ですね。
四方向に完全 VSクラス ラクマSasaki Aya
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ゴシェナイト/ゴシュナイト/ゴーシェナイト
ベリル(緑柱石)の中でも無色透明なものを、ゴシェナイトと呼びます。 ゴシェナイトが最初に発見されたのがアメリカ・マサチューセッツ州にあるゴーシェン(Goshen)でした。そのことから地名の一部を取ってゴシェナイトと命名されました。 化学成分から見た見地では、ベリリウムを主成分とするケイ酸塩鉱物に分類されます。 高い屈折率を誇り、ダイヤモンドに近い輝きを有することから、「模造ダイヤモンド」や「ダイヤモンド類似石」として機能していたこともありました。フォールス ネームとしてライン・ダイヤモンドと呼ばれている石はゴシェナイトのことです。 ベリルの中でもインクルージョン(内包物)の少ないゴシェナイトですが、その中でもさらに内包物が少なく無色透明度の高いゴシェナイトは希少なため、高い価値を誇ります。 フォルスネームとは誤った名称を意味します。見た目の似ている、より価値の高い宝石名を意図的に付けることで、消費者に錯覚を覚えさせる目的があります。またこれを転用して、“価値の高い宝石のように美しい”ということを表現する目的で、通称として使用される例もあります。(例:ハーキマー産水晶=ハーキマー・ダイヤモンド) ライン・ダイヤモンド:ゴシェナイトの他には、ガラスやアクリル樹脂などで作られたラインストーンを指すフォールス ・ネームでもあります。
北海道鉱物・クラフト展 2018年11月 ケイ酸塩鉱物Sasaki Aya