-
オイルインクォーツ(石油入り水晶)
オイルインクォーツは、オイルの入った水晶のこと。水晶の中のオイルは石油です。 産地はパキスタンやアラブ諸国など、当然ですが、石油の産出国が中心となっています。 両錐(両剣)水晶なので、両端がとがった形で発掘され、そのままカットや研磨はされずに、自然の形のままで流通していることが多いというのも特徴のひとつ。 オイルインクォーツの魅力のひとつは、全く同じものが存在しないということ。 もちろん、それは天然石であればどれにでも当てはまることですが、オイルインクォーツの場合はカットされていない天然の形である上に、石油の入り方もそれぞれ大きく異なりますので、似ているものを見つけることも難しいでしょう。 キラキラと光る水晶にネオンイエローのオイルが点在している様子は、まるでアートのような光景です。 しかも、石油の色もそれぞれ違います。ネオン感の強いグリーンがかったイエローから、かなり色の薄いものまで、個性豊か。 この1点ものというところに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。 次に、オイルインクォーツの特徴ともいえるのが、ブラックライトを当てることで美しく蛍光するオイル。 透明な水晶の中で、点在する石油がネオンブルーに光る様子は本当に幻想的です。 石油の色が薄めのものであっても、ブラックライトで発光することが多いです。そのため、色が薄くて見えにくい場合は、光を当ててみて初めて石油の存在に気づくということもあるでしょう。 この幻想的なブルーの輝きは、ジブリアニメの天空の城ラピュタに登場する「飛行石」に例えられることもあります。 なぜ光るのかというと石油がブラックライトに反応するからです。なぜ石油がブラックライトに反応するかはわかりません… 誰か教えてください( ;∀;) ウチの子めっちゃ綺麗に光ってますわ( ^ω^ )
1100円 メルカリ 2018年5月Sasaki Aya
-
アクアマリン(緑柱石)
アクアマリンは、3月の誕生石として有名ですね。 身につけると、まるで穏やかな海に身をゆだねているような、清らかな癒しのエネルギーで満たしてくれます。 それは、海がすべての生命の源であるからでしょうか。母なる存在の海は、私たち生命にやすらぎと穏やかな癒しをもたらしてくれるようです。 海のような癒しをもたらしてくれるため、周りの人に対しても優しく穏やかな気持ちで接することができるようになるなど、コミュニケーション能力をUPしてくれるといわれています。 また、人と人を調和させるパワーも持ちますので、仲違いしている夫婦や恋人には、仲直りのキッカケをそっと与えてくれるでしょう。 その名のとおり海とのかかわりも深く、船乗りたちの間では航海安全や豊漁のお守りとして大切にされてきました。海だけではなく、旅行などにも身につけていくと不慮の事故や災害から身を守ってくれるでしょう。 アクアマリンは別名『天使の石』と呼ばれ、美しい若さと幸せな喜びを象徴するとされています。『幸せな結婚』を象徴するとともに子宝に恵まれる石としても人気の石ですので、結婚を控えている人への贈りものとしても喜ばれるでしょう。 その春の色世界を思わせる色彩は見る人を幸せな気持ちにさせるパワーに満ちています。 夜になるといっそう輝きを増すため、『夜の女王』と呼ばれることもあるアクアマリン。その特性から『人生の壁や暗闇に迷った時、新たな希望の光をもたらす』といわれています。 身につけることにより、これから進む人生の航海に希望の光で持ち主を守ってくれるでしょう。 その魅力は、フランス王妃"マリーアントワネット"がダイヤとともに愛してやまなかった宝石であると伝えられているほど。 中世ヨーロッパでは、ロウソクなどの夜の照明の中でとりわけ美しく輝くことから、夜会用の宝石「夜の女王」としても好まれていました。 また、"月の光を受けて輝く"という幻想的な特性を持つ宝石であるため、別名「人魚石」とも呼ばれることがあるそうです。 神話では『海の精の宝物が浜へと打ち上げられ宝石になった』とされるアクアマリン。 美しい海をちいさな石に閉じ込めたような、広く深い世界を感じさせる宝石ですね。 古代ローマでは、月の女神『ディアナ』の石とされています。 『ディアナ』は太陽神"アポロン"の妹であり、勇敢で活動的な女神であったと伝えられています。 そんなさわやかな女神のイメージどおり、深い透明感のブルーは、どこか凛とした雰囲気を感じさせます。
ブルートパーズ 800円 ケイ酸塩鉱物Sasaki Aya