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E4系P21編成新幹線「Max」
KATOの2006年発売で一番最初のE4系Maxのモデルです.プロトタイプは新幹線総合車両センターのP21編成となっています.3,8号車には喫煙マークがあり,発売当時の仕様になっています. 号車番号,行先表示「Maxやまびこ」が印刷済みなので加工の必要がないのが嬉しいところです.また付属の行先表示シールを使えば上越新幹線「Maxとき」など別の列車や,「東京」「仙台」「新潟」「ガーラ湯沢」(あれ,越後湯沢はどこに...?)を再現することもできます.その一方で9-16号車時の号車番号と,座席種別のシールはまだ収録されていませんでした. 唯一の欠点は,Tomixのように編成番号が選べないことでした.16両併結運転をこのE4系Maxで行うと1編成しかないはずのP21編成同士の連結になってしまいます.これは新塗装の「Maxとき」製品も同様.しかし2022年発売の新しいE4系MaxのロットはP7編成に車番が変更されており,そちらと連結することができます. 当方では単独運転から先述のP7編成との重連「Maxやまびこ」,E3系L63編成「つばさ」との運用など幅広く活躍する優秀な車です.
鉄道模型 Nゲージ KATO 秘密☆ななじさんじゅっぷん(JRUZ)
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E3系L63編成山形新幹線「つばさ」旧塗色
2016年ごろまで見られた旧塗装.プロトタイプはL63編成ですが,この編成はなんとE3系2000番台で旧塗装として活躍した最後の編成でもあります. クオリティもKATOらしい安定性があります. ギミックに富み,Tomix製品にない屋根の標示印刷,ヘッドライトのHID・シールドビームの色の再現はこの形式の精悍さ,かっこよさを際立たせているように思えます.行先表示は3色LEDを再現しており,「つばさ 140 東京」となっています. 私が所有するのは地元のポポンデッタで最後の一点だった再生産品.E3系こまちで味わったヘッドライト表現に惹かれて買うことにしました. 中古では流通が比較的多く,価格も標準的なものが多いのでおすすめできます. オープンノーズカプラーを11号車のE311-2003に採用しており,当車両センターでは新幹線区間でE2系J60編成による「やまびこ」,E4系P21,P7編成による「Maxやまびこ」との併結実績があります.
鉄道模型 Nゲージ KATO 秘密ななじさんじゅっぷん(JRUZ)