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Frankfurt an der Oder (ドイツ)_1
フランクフルト・アン・デア・オーダーはポーランドとの国境オーダー川沿いの町です。金融都市として有名な、フランクフルト・アム・マインとは別の町です。 元々はポーランド王支配下の西スラブ人の居住地でしたが、1249年にブランデンブルク辺境伯領となりました。その後ポメラニア公国の時期を経て1324年に再びブランデンブルク辺境伯領となりました。経済的は、ベルリンとワルシャワを結ぶ街道とと港町のシュチェンに注ぐオーダー川の交差する交易の拠点として栄え、1430年にはハンザ同盟に加わりました。 掲載の地図はMatthäus Merian作の「Theatrum Europäum」(1639年初刊)所収のものです。特にこの地図は戦争地図といわれるもので、30年戦争期間中の1634年、スウェーデン軍に占領されている当時の状況を描いています。
Theatrum Europäum 銅版画 37.5cm × 31.4cm 1639Roku
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Hanau (ドイツ)
ハーナウはドイツ中部フランクフルトの近郊、マイン川とキンツィヒ川の合流地点の町です。 町の歴史は、川の合流点に建設された城に始まります。町はフランクフルトに通じる街道沿いに発達していき、1303年に神聖ローマ皇帝により都市権を認められます。1597年にハーナウ伯ルードヴィッヒ二世がフランスユグノー派の難民を受け入れたことから新市街を形成したことから町の人口は急増し、また、彼らが持ち込んだ先進的な文化・技術によりハーナウは繁栄します。 掲載の地図はMatthäus Merian作の「Theatrum Europäum」(1639年初刊)所収のものです。特にこの地図は戦争地図といわれるもので、30年戦争期間中の1636年頃スウェーデン軍に占領されていた状況を描いています。
Theatrum Europäum 銅版画 36.9cm × 33.9cm 1639Roku