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SANKYO レザリエーヌ
この子は、長らく欲しかった子の一人ですが、中々縁が無くて憧れていた子です。 最近、あることを14年近く頑張ったので、自分へのご褒美にお迎えしました。 それはともかく、この子は、オルゴール会社の三協さんから販売された子です。いつ頃販売されたかは、わかりません。 ただ、たまにネットで見かけますが、とても人気が高いようです。かなり、変わった造りの子で顔と手足は、ビスクですが、目はスリーピングアイです。ボディは、布で出来ています。身長は65センチ。可憐で品のある美少女です。 ネットでも、情報が少ないのでこれ以上は、判らないのですが、ドレスは色違いで、赤、ローズ色、紫色のジョーゼット仕立ての物が有るようです。顔立ちは、中原淳一さんのイラストの女の子みたいにも、若い頃の浜崎あゆみさんを上品にした雰囲気に見えます。レトロですが、現在のドールに劣らない存在感があります。 実はアンティークドールをお迎えするのが長年の夢でした。この子がやって来てからどうでも良くなりました。今の所、暫くお人形を迎える事は、無いと思います。 蛇足ですが、この子の商品名はレザリエ ースとよく紹介されていますが、正しくは、レザリエーヌだそうです。なんか、車の名前みたいですね。意味も謎ですし。 ともかく、今の自分にとってコツコツやり続けた、一区切りであり、この子を迎えた事に寄って再出発をするという想いがこめられています。
ビスクドール サンキョーor三協 ?でも高かった。ルウの小部屋
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和装のヨーコ
横浜人形ヨーコ。洋装のヨーコの対の存在。こちらは、和装です。着物の素材は、レーヨン。柄は、加賀友禅。帯の形は、ふくら雀。筥迫など細かい所まで作り込んでいます。 和装ヨーコの髪は、一見黒髪ですが、光に当てるとダークブラウンです。やはり、和装の市松さんのようでほんのり文明開化の香りがする女の子です。 洋装のヨーコも和装のヨーコも同じ子なんですが、どうも対照的な姉妹にみえます。 ハイカラでモダンな妹とおっとり上品で古風な姉。そんな感じがします。
ビスクドール 横浜市 和田絢子 50000円ルウの小部屋
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横浜人形ヨーコ
1982年に横浜市が人形作家和田絢子氏に依頼して制作、横浜人形の家開業同時に販売されたビスクドールです。大きさは、初期の70cm前後の子と50cmの子の2種類のサイズがあったそうです。が、自分が見た時には、この50cmのサイズしかなかったです。 何れも、和装の市松さんタイプと洋装の2種類のバリエーションがありました。 もともと、海外からの来賓の方々に贈答用に作られたそうです。横浜の女の子をイメージした人形で、ヨーコは、横浜の横を捩った名前です。それが後に人形の家のミュージアムショップや市内のデパートの玩具売り場に見かける様になったのですが、 ビスクドールでお値段も高価だったので、 いつの間にかなくなってしまいました。さらにヨーコを作っていた会社も倒産してしまったので、ヨーコの存在を知る人は、余りいないんじゃないかと思います。 ヨーコは、人形の家や市長公舎で見る事ができます。何れも、常設ではないのですが、公開期間が合えば、見ることは可能です。 個人的には、美人過ぎず、親しみ安い可愛いお顔の子だと思うのですが。佳人薄命ですね。
ビスクドール 横浜市 人形作家和田絢子氏 23000ルウの小部屋