-
ユニヴァーサル怪奇映画大集合
タイトルは「怪奇映画」となってますが、実際はSF・モンスター映画のテーマ曲を演奏したCDです。怪奇映画としては全14曲中「夜の悪魔」「吸血鬼ドラキュラ」の二作品、3曲のみです。海外盤を内容はそのままに日本向けの解説を付けて発売されました。 リリースされたのは95年。当時は収録曲のうち「モール人間」「死のカマキリ」などは本邦未公開の作品でした。両作とも当館でDVDを展示してますが、日本盤が発売されたのは数年前です。マニアには嬉しいですけど未公開を含むB級作品の詰め合わせでGOサインを出したレコード会社に脱帽です。 #洋画 #SF #ホラー #主題曲
MCA 2200円 1995年オマハルゲ
-
怪奇映画の手帖
作家の菊池秀行氏が雑誌「幻想文学」に連載されていた文章を一冊にした書籍です。主にクラシックなホラー映画について、作品やキャスト、スタッフに関する逸話がメインとなっています。 ホラー映画で人気が出たためにキワモノ役者扱いされ、失意のうちに亡くなった俳優の話だとか、謎の死を遂げた監督に纏わる「同性愛」に関する話だとか、業界の裏話が満載です。現実の話の方がよっぽどホラーですw 個人的に菊池氏に影響された部分が多いのです。(菊池氏の作品は全く読んだことはありませんが)雑誌「宇宙船」の「アメリカでこんなビデオをゲットした」という記事を読んだのがきっかけで、B級SF・ホラー映画のビデオを収集するようになりました。それがなければ当館のビデオ部屋はなかったでしょう。また、「ビデオは場所を取るからこれからは8ミリビデオでコンパクトに収納するのだ」という考えに賛同して8ミリビデオのデッキを購入、それまで撮り溜めたビデオをせっせと移し替えたり・・・ どれも時代と共に「思い出」となってしまいましたが。 #SF #ホラー #書籍
幻想文学出版局 菊池秀行 2200円オマハルゲ
-
テレグラフ ワークス
80年代に隆盛を誇ったインディーズ・レーベル「テレグラフ」の初期作品のコンピレーションCDです。様々な種類の音楽性を持ったバンドが結集しています。レーベルは現在も存在しているそうです。 三枚目以降の画像は収録されているバンドの面々。正統派のロックもあればコミック・バンド風も、という感じですけど聴いてみなければ分からないものです。 まず、当館に展示済みのバンドもいます。『NON BAND』や『KATRA TURANA』(これには未収録ですが先日展示した『アマリリス』も)。 他に後のヴィジュアル系に通じるような佇まいの『AUTOーMOD』、ヒット曲がある「ピカソ」というグループがいましたがこちらには『PABLO PICASSO』がいます。「すきまスイッチ」? いやいやそれよりも『すきすきスイッチ』(こっちが早い)でしょう。 #邦楽 #ロック #インディーズ https://youtu.be/VN6ki_Wv0Ls
WAX RECORDS 2200円 1990年オマハルゲ
-
カトラ・トゥラーナ Katra Turana
リーダーである妖しい雰囲気の女装のヴォーカルが印象的なカトラ・トゥラーナは80年代初めに結成されたバンドです。そのCD化された1stアルバムです。 当時のインディーズというとパンクがメインで過激なバンドも多かったですけど、このバンドはオリエンタルな曲が多く、意味不明のオリジナル原語の歌詞と裏声のヴォーカルはインパクトがあります。 最近まで音楽活動は継続されていたようですが、(流石に年齢的にも「女装」はやめておられてます。)今回知ったのですが、昨年突然死されたそうで驚きました。才能があるのに残念です。 #邦楽 #ロック #インディーズ 一曲目のみ(曲名・円錐形テーブル) https://youtu.be/IzrjPpGUCOQ?t=176
徳間ジャパン 2200円 1990年オマハルゲ
-
NON BAND Non Band
80年代前半は個性的で印象に残るインディーズ・バンドが多く存在してました。NON BANDもその一つ。舌っ足らずなヴォーカルが耳に残ります。 ヴォーカルのNONを中心に何度かメンバーの入れ替えがあって、固定されたと思った矢先に解散。NONは実家に帰って家業の手伝いをしていましたがその後復帰、今でも音楽活動は続けているそうです。 #邦楽 #ロック #インディーズ https://youtu.be/RZ5quvYQ8DQ
徳間ジャパン 2200円 1990年オマハルゲ