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スペース・バンパイアQ
日本盤が発売されてますが未入手。なので輸入盤を展示します。 「スペース・バンパイア」という映画がありますが本作とは関係がありません。ジャケットにあるようなベジータみたいなツンツンヘアーの女の宇宙人が捕えられるんですが、姿は人間に近いけれど人を襲い、血を吸って卵を産んで繁殖するんです。女の宇宙人が血を吸うというのが似ているのでメーカーが勝手にタイトルを付けたんでしょう。 B級映画ですが知られた俳優も出演しています。主演がジョン・サクソン。「燃えよドラゴン」でお馴染みですね。それより意外なキャスティングがデニス・ホッパー。キアヌ・リーブス主演の「スピード」でインパクトのある犯人を演じていましたね。実写版「スーパーマリオ」ではクッパ大王役でしたw 本作では宇宙人に襲われるクルーを演じています。下積み時代の出演作という事です。 #洋画 #SF #ホラー https://youtu.be/EGkLMDaEnNk
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ユッカ平原の怪人 Beast Of Yucca Flats
これは悪い意味でインパクト大な作品です。資料がなかった頃は「ユッカ平原の怪獣」と書かれていました。 長くなりますがご紹介します。お付き合い頂けたら幸いです。 アメリカへやって来たロシアの科学者がユッカ平原の砂漠の核実験場の近くでギャングに拉致されそうになります。もみ合っているうち核実験が行われ、全員吹き飛ばされて死んでしまいますが科学者だけ生き残り、精神がおかしくなって人を襲うという内容なんですが、全編ツッコミどころしかないという・・・ まず、科学者役が最低監督エド・ウッドのお友達の元プロレスラー、トー・ジョンソンが演じていますが怪物化してからはいいとしても科学者に見えませんw そもそも人が立ち入っているのに間近で核実験するというのがおかしい。そして砂漠が舞台なので襲われる人が殆どいないという。エンストした車の運転手とかポツンと一軒家のお姉さんとかしか襲う相手がおらんのですよ。 後半、旅行中のある一家が登場。幼い兄弟が探検ごっこを始めて両親の元から離れてしまい、それに気付いた父親は息子達を探して砂漠を走り回ります。一応主役の保安官コンビが連続殺人犯を探してセスナで空をパトロール。父親の姿を発見して「怪しい奴だ。犯人に違いない。」と、空から父親へ発泡。確認もせず思い込みだけで銃撃するなんて保安官の方が怪物より怖いw 砂漠を探検中の兄弟は怪物と化した科学者と遭遇、追いかけっこが始まりますがどう見ても子供を追いかけ回すホームレスの人にしか見えません。 保安官は犯人と決め付けた父親を仕留めたかと確認のため着陸、そこで科学者とバッタリ・・・あっという間に科学者は射殺されて終わり…。親子は無事に再会しましたよ。 ヒドいストーリーの映画ですが、全編アフレコで収録されております。が、台詞と口の動きを合わせる技術がなかったのか登場人物が喋るシーンは口が映りません。会話の相手を映したり首から下しか映さなかったりと画面が異様にシュールになっています。それを補うようにやたらナレーションが多い。サイレント映画に音を付けたような映画です。出来損ないのアート映画っぽい悪夢といった方がいい作品でした。 長くなってすみません。お付き合いありがとうございました。 #洋画 #SF #ホラー https://youtu.be/EBGBHPr_OFc
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ヌーディスト・キャンプの怪物 Monster at Camp Sunshine
ホラー映画「バスケット・ケース」の監督ヘネンロッターが選んで発売されたシリーズの一本です。当然ながら本邦未公開。 ヌーディスト・キャンプに怪物が現れるという話ですが、裸を期待して観ると騙されます。本作はシーズン・オフのキャンプが舞台で主人公のグループ以外人はおりません。その上時期外れなので誰もヌードになりません。また、「怪物」となっていますが、その正体は薬品が川に垂れ流されてその水を飲んで狂暴になった管理人で、行動が荒々しくなるだけで体が怪物化している訳じゃないんですね。オーバーオールを着た典型的な田舎の人が暴れるだけというショボい内容です。 後半になって怪物を退治しに軍隊が出動しますが上官と部下の二人だけ。怪物に砲撃をするシーンでは何故かどこかの映画から持って来た南北戦争の大砲の砲撃シーンが挿入されていて意味不明。一応火薬がポンポンと破裂するシーンもありますけど、大した予算は掛かってないのは見え見えですw ラストに申し訳程度に誰かが撮ったシーズン中のキャンプの賑わいを見せるフィルムが流れますが、映るのは健康的な裸ばかりなのでエロくは感じません。ホント、自主製作映画では?と思わせる最低な部類の映画でした。 #洋画 #SF #ホラー
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ビリー・ザ・キッド対ドラキュラ Billy The Kid vs. Dracula
大分前に「ジェシー・ジェームズとフランケンシュタインの娘」というDVDを展示した際、無理矢理この映画を中心に書いてしまいました。改めてこちらでちゃんと紹介したいと思います。 反省… こちらは「ジェシー~」の姉妹篇の映画で、実在した西部の悪人ビリー・ザ・キッドとドラキュラが対決するお話です。本邦未公開作品。これが突っ込みどころ満載の内容でして…。 ドラキュラはビリーの恋人のおじさんに成りすまして西部へやって来るんですが、怪しまれないように一緒にピクニックへと出かけたりします。あんた、日光に当たると死んじゃうだろ! それに主人公のビリーを演じてるのが無名の役者で華がない。喧嘩してもボコボコにされるし、完全に脇役顔です。 一番ヒドいのがラストの対決シーン。洞窟内での対決となりますが、相手がドラキュラなので拳銃を撃っても撃っても効きません。迫って来るドラキュラに気絶させられます。そこへ駆けつけた仲間から弾切れした銃をひったくって投げつけます。するとドラキュラの頭にあたって今度はドラキュラが気絶。その隙に木の杭を打ち込んでおしまい・・・これは酷い・・・・・・・ #洋画 #SF #ホラー ラストシーン https://youtu.be/BAyvSCaSd5w
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