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【フォーカス - ハーレム・スカーレム】
A面:Harem Scarem 3:07 B面:Early Birth 2:56 アルバム『ハンバーガー・コンチェルト』に先行して発売された、1974年来日記念盤シングル。 A面「ハーレム・スカーレム」はアルバム『ハンバーガー・コンチェルト』収録曲で、『悪魔の呪文 (Hocus Pocus)』を彷彿させる軽快なナンバーです。 B面「アーリー・バース」はアルバム未収録曲ですが、『ハンバーガー・コンチェルト』収録の「バース」(7:44)の初期版だそうで、「バース」を短くした感じ(2:56)です。 ちなみに「バース」は、ヤン・アッカーマンが長男の誕生を機に作った曲とのことです。 ▪️レーベル:Polydor ▪️規格番号:DP 1937 ▪️フォーマット:7"(レコード), 45 RPM ▪️国:日本盤 ▪️リリース:1974年 (2024年5月 記)
Focus プログレッシブ・ロック/オランダ Polydor 7" 45RPMnw1043
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【Premiata Forneria Marconi – Dolcissima Maria】
A面:Dolcissima Maria 4:01 B面:Via Lumière 3:31 両曲ともアルバム『L'Isola Di Niente/甦る世界(イタリア語盤)』に収録。 「Dolcissima Maria/ドルチッシマ・マリア(通り過ぎる人々)」はアコースティック・ギターのアルぺジオと静かな歌に始まり、後半はフルートが美しいメロディを奏でてくれます。 そして演奏が終わるとメロトロンの余韻が残ります。 「Via Lumière/ルミエール通り(望むものすべては得られない) 」はアルバムバージョンから前半のJan Patrick Djivasのベース・ソロと終盤のシンフォニックに展開するパートがカットされ、アグレッシブなジャズ・ロック部分のみの短縮バージョンになってます。 ▪️レーベル:Numero Uno ▪️ 規格番号:ZN 50326 ▪️フォーマット:7"(レコード), 45RPM ▪️国:イタリア盤 ▪️リリース:1974年3月 (2024年4月 記)
Premiata Forneria Marconi プログレッシブ・ロック/イタリア Numero Uno 7" 45RPMnw1043
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【マイク・オールドフィールド – エクソシストのテーマ】
A面:Theme From "The Exorcist"/エクソシストのテーマ 3:18 B面:Tubular Bells/チューブラー・ベルズ 4:39 A面は「チューブラー・ベルズ/パート1」最初の部分を分割・編集・つなぎ合わせしたもの。 B面は「チューブラー・ベルズ/パート1」最後の部分。 この日本盤シングルは1974年9月にリリースされましたが、元となったUS盤はアメリカで編集され1974年2月に発売されました。 ただし編集についてはマイクから許可を得られてなかったため、イギリスでのシングルリリースは許可されなかったそうです。 その代わりに6月に「Mike Oldfield's Single (Theme from Tubular Bells)」がリリースされることになりました。 《エクソシストのテーマについて》 アルバム『チューブラー・ベルズ』は1973年5月にリリースされ、7月には全英でチャートインするなど話題になっていました。 そこで映画監督のウィリアム・フリードキンはその「パート1」の最初の部分を映画『エクソシスト』の劇中とエンド・クレジットの一部に使いました。 ただしマイク・オールドフィールドには使用の許可を得てなかったみたいで、問題になってしまいます。 映画自体は大ヒットし、曲の方も話題になり、オリジナル・サントラの発売よりも前にリチャード・ヘイマン楽団が演奏したシングルも発売されました。 一方で配給元のワーナー・ブラザースはオリジナル・サントラを出すにあたり、問題になっている「チューブラー・ベルズ」の楽曲についてはカバー曲にして発売します。 演奏はTHE MYSTIC SOUNDSというグループで、録音に際しマイク・オールドフィールドは一切関わっておらず、また「エクソシストのテーマ」としてシングルも発売されました。 映画と音楽の話題性から数々のカバーが発売される中、日本ではキャッチコピーに"本命盤‼︎"と謳ったマイク・オールドフィールドのオリジナルバージョンからの編集盤シングル(Virgin盤)が発売されることになりますが、マイクの意向が反映された編集ではありませんでした。 尚、『チューブラー・ベルズ』からマイクの意向を反映したシングルは1974年6月に「Mike Oldfield's Single (Theme from Tubular Bells)」としてリリースされていますが、映画『エクソシスト』で使用された「パート1」ではなく、「パート2」からの抜粋で別アレンジされたものでした。 ▪️レーベル:Virgin ▪️規格番号: LL-2638-VR ▪️フォーマット:7"(レコード), 45 RPM ▪️国:日本盤 ▪️リリース:1974年9月 (2024年4月 記)
Mike Oldfield プログレッシブ・ロック/イギリス virgin 7" 45RPMnw1043
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【Robert Wyatt – I'm A Believer】
A面:I'm A Believer 3:30 B面:Memories 3:05 Robert Wyattは1973年に事故で下半身付随になり、ドラムは叩けなくなったのですが、Pink FloydのNick Masonらに支えられながら、1974年、ソロアルバム『Rock Bottom』とその後発表された本シングルによって、シンガーとして復活を果たしました。 A面「I'm a Believer」は軽やかなリズムのソフトロックで、The Monkeesのヒット曲のカヴァー(Neil Diamond作)です。 B面「Memories」は一転してヴァイオリンをフィーチャーした哀愁感が漂う曲です。 もともとはThe Soft Machineの前身バンドThe Wild Flowers時代の楽曲なので、セルフカヴァーということになります。 ▪️レーベル:Virgin ▪️規格番号: VS.114 ▪️フォーマット:7"(レコード), 45 RPM ▪️国:UK盤 ▪️リリース:1974年9月13日 ▪️スリーブ:ジャケットなし (2024年4月 記)
Robert Wyatt プログレッシブ・ロック/イギリス virgin 7" 45RPMnw1043
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【P.F.M. - 甦る世界】
A面:The World Became The World 4:44 B面:La Carozza Di Hans (live) 5:53 英Manticoreから発表されたアルバム『甦る世界』収録のタイトル曲。 オリジナル・イタリア語バージョンはファーストアルバム『幻想物語』収録の「九月の情景」。 B面「ハンスの馬車(ライヴ)」は同じ歓声が繰り返されるので擬似ライヴだと思います。 ▪️レーベル:Manticore ▪️規格番号:P-1308 M ▪️フォーマット:7"(レコード),45 RPM ▪️リリース:1974年 ▪️国:日本盤 (2024年3月 記)
Premiata Forneria Marconi プログレッシブ・ロック/イタリア Manticorenw1043