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胸に欠損あるAsaphus
ロシア産の三葉虫にもこのように大きな欠損がある個体が稀に産出します。 これは2枚に渡り、先端が欠損、治癒しています。 生存には大きな問題がない部分ですので、結構サイズも大きく成長してます。 全体に極めて保存がよろしく母岩コンパクトでじっくり観察して楽しい品
右 胴 Ordovician三葉虫の巣穴
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Asaphus sulevi ハイポストマ喰われ
オモテを見ると完璧ですが、裏を見るとハイポストマが欠けています。 内臓を支えていたと考えられる構造の一部が欠けていたということで、おなかが緩かったりしたのかな?
ハイポストマ 75mm Lower Ordovician三葉虫の巣穴
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Asaphus raniceps(肋葉喰われ)
本体は姿勢もよく、大型で大変見栄えのよい品。 初期系アサフスの形状がよく残る品だと思います。 左胸葉1枚が欠損し、治癒。単純なラウンド治癒ではなく、少しぽこんぽこんとなってるのがユニーク。 喰われモノの典型例。
左胴部 100mm Lower Ordovician三葉虫の巣穴
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Pseudoasaphinus 右頭部喰われ
喰われモノ数の少ないロシア産の大型種ですが、見事に右側に治癒痕があります。 あわせて右自在頬棘部分がいびつになり、先が少し長く伸びています。 ここをざくっと損傷し、頬棘を含むブロックが隙間を埋めるように再構成したように見えます。 Pseudoasaphinus tecticaudatus Middle Ordovician Vilpovisty quarry St.Petersburg, Russia 130mm直線
130mm Middle Ordovician Russia三葉虫の巣穴
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Illaenus sp. 尾板喰われ
面白い形状。大きく喰われたあとで成長したのでしょうか?
尾板右 Middle Ordovician Russia三葉虫の巣穴