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1994 Upper Deck #546 Johnny Damon
1994年のMLBカード。 KCやBOS、NYYなどで活躍しましたね、ジョニー・デーモン。 主に一番打者として活躍し、16年連続15盗塁以上、2000年には盗塁王に。 その一方で20本塁打以上3回、NYY時代の2006年と2009年にら自己最高の24本塁打と長打力も兼ね備えていました。 カード裏面には93年、A級ロックフォードがシーズンチーム239盗塁でマイナーリーグトップになったのに貢献したと出ていますね。 デーモンは59盗塁でチームトップ、ロッド・マイヤーズが49盗塁、20盗塁台が3人、10盗塁台が2人、10盗塁以上が計7人というゴーゴーベースボールっぷり。 しかし上には上がいるもので、59盗塁でもデーモンはリーグ2位で、CHIホワイトソックス傘下サウスベンドのエセックス・バートンが74盗塁で盗塁王を持って行きました。 このバートン、マイヤーで4年連続60盗塁以上を記録しているんですが、メジャー出場がないんですね。 マイナー7シーズンで340盗塁しながらメジャー経験なし、は記録かもしれないですね。 デーモンの話に戻して、カード裏面に13三塁打がリーグトップとありますね。
MLBカード Kansas City Royals Upper Decknaoto718
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1994 Upper Deck #362 Scott Sanders Electric Diamond
1994年のMLBカード。 2001年に日本ハムでもプレーしましたね、スコット・サンダース。 メジャーでは94年から4年連続で15試合以上先発登板、99年カブスでは6先発登板を含む67試合登板をしていますね。 2000年は4チームでマイナーで投げ、日本に来たんですね。 カード裏面には前年93年のマイナーで2桁奪三振6回、161奪三振がリーグトップだったと出ていますね。 調べてみたら93年はAAAラスベガスで24試合先発登板して4完投、5勝10敗、防御率4.96という数字を残していますね。 またその93年、メジャー初登板のCOL戦ではメジャー初先発初勝利しましたが、打席でもタイムリーヒットを打ったこと、そして以降右打者に対し被打率.207に抑えたことが書いてありますね。
MLBカード San Diego Padres Upper Decknaoto718
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1994 Topps #44 Jeff King
1994年のMLBカード。 1986年のドラフト1巡1位指名、ジェフ・キング。 二塁打は多いものの本塁打は増えず、中距離打者と思っていましたが96年に30本塁打を放ち開花。 97年にKCに移ってからも28本塁打、24本塁打と3年連続で20本塁打以上を記録しました。 また、打点も96、97年には2年連続で110打点以上を稼いでいます。 カード裏面には、前年93年、9本塁打ながらそれまでの自己最高の98打点を記録したことについて書いてあります。 曰く、「NLの三塁手でキングより多く本塁打を打った選手はいっぱいいるが、キングより多く打点を稼いだのは2人しかいない」。 調べてみたところ、NLの三塁手としてはSFのマット・ウィリアムズが110打点、STLのトッド・ジールが103打点で、その次にキングの98打点がきてるようですね。
MLBカード Pittsburgh Pirates Toppsnaoto718
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1989 Topps K-Mart Dream Team #23 Will Clark
Toppsのミニセット「Dream Team」から。 「Will the Thrill」なんて言われたりしてましたね。 MLB実働15年で通算2176安打、通算打率.303と3割を超えています。 92年から97年は本塁打16本が最高でしたが、20本塁打以上6回、最多35本塁打、通算でも284本塁打と長打力もありました。 カード裏面にも出ていますが、マイナーでの初打席、つまりプロ初打席で調整で登板していたフェルナンド・バレンズエラからプロ初本塁打。 メジャーでもデビュー戦となるHOU戦でノーラン・ライアンから、初打席で本塁打を放っています。 両方初打席本塁打もすごいですが、相手投手がバレンズエラとライアンとは、さすがにスターですね。
MLBカード San Francisco Giants Toppsnaoto718
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1989 Topps K- Mart Dream Team #33 Pedro Guerrero
Toppsのミニセット「Dream Team」から。 80年代、LAドジャースの主砲として活躍しました、ペドロ・ゲレーロ。 81年にワールドチャンピオンになってから88年に再びワールドチャンピオンになるまで、そのプチ低迷期?に主砲としてチームを支えました。 …といっても、81年のワールドシリーズでは21打数7安打で7打点。 プレーオフでも本塁打を放ち、81年のポストシーズンは4本塁打。 88年シーズンはLAドジャースはワールドチャンピオンになりますが、ゲレーロはシーズン途中、左投手ジョン・テューダーと交換でSTLに移籍。 STLでも89年には42本の二塁打を放ち、二塁打王となり、打率.311、117打点の活躍でオールスター出場。 オールスターではこの年初採用された指名打者で先発出場。 ネットで確認はできなかったですが、MLBオールスターで初めてDHとして打席に入った選手となった、と記憶しています。
MLBカード St.Louis Cardinals Toppsnaoto718
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1989 Topps K- Mart Dream Team #20 Roger Clemens
Toppsのミニセット「Dream Team」より、MLB通算354勝の名投手、ロジャー・クレメンスの若かりし頃のカード。 86に1試合20奪三振の記録を作ると24勝、翌年も20勝し、このカード発行前年の88年までてMLB5年で78勝。 年度別成績表の下に、86年、87年にサイヤング賞と出ていますが、以降も91年、97年、98年、2001年、2004年とサイヤング賞は7回獲得していて、これはMLB最多なんですね。 個人では6回受賞者もいなくて、2位はランディ・ジョンソンの5回なんですよね。 ちなみに、チーム単位でもクレメンスの7回より多いのはBRK/LAドジャースが12回でMIL/ATLブレーブスが8回。 PHI、BOS、NYメッツがクレメンスと同じ7回なんですね。
MLBカード Boston Red Sox Toppsnaoto718
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1994 Topps #17 Lance Blankenship
1994年のMLBカード。 80年代後半からのOAKの黄金時代をユーティリティープレイヤーとして支えました、ランス・ブランケンシップ。 メジャーでは88年から93年までの6シーズン461試合出場でしたが、バッテリーを除く内外野全7ポジションを守りました。 カード裏面にも、「1993年の6ポジションを含めここ4シーズン、5ポジション以上を守っている」とありますね。
MLBカード Oakland Athletics Toppsnaoto718
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1994 Upper Deck #318 Pedro Martinez Electric Diamond
1994年のMLBカード。 90年代後半から2000年代半ばまで、メジャー最強投手でしたペドロ・マルティネス。 最多勝1回、20勝以上2回と意外に勝ち星に関しては少ないですが、防御率1点台2回、最優秀防御率は5回獲得しています。 NLはマダックス、ALはペドロ・マルティネス、もう点が取れる気しなかったですよね。 90年代NL最強のATLにいたマダックスに対して強豪ではあるもののワールドシリーズ3連覇のNYYの陰に隠れていた感のあるBOSにいたペドロでは勝利数に関しては差が出たのかもしれないですね。 ペドロ自身も、PHIでNYYと対戦したワールドシリーズも含め、ポストシーズンでは対NYYでは1勝4敗。 BOSが「バンビーノの呪い」を解いてワールドチャンピオンになった2004年も、NYYとのALCSでは2試合先発登板の3試合登板で0勝1敗、防御率6.23だったんですよね。
MLBカード Montreal Expos Upper Decknaoto718
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1994 Upper Deck #456 Ben McDonald Electric Diamond
1994年のMLBカード。 89年のドラフト1巡1位指名でBALで活躍しました、ベン・マクドナルド。 今までも何枚かマクドナルドのカードは紹介してますね。 90年にはBALで先発に定着、92年に初の2桁勝利。 ここから3年連続2桁勝利、95年は3勝に終わりましたが96年はMILに移り12勝と復活。 97年、8勝を挙げましたが故障でシーズン後半は欠場。 98年シーズン前に受けた手術が失敗したことで引退したんだそうですね。 通算78勝で引退していますが、手術が成功して復帰できたら100勝はしていたでしょうね。 とても残念ですね。
MLBカード Baltimore Orioles Upper Decknaoto718
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1994 Topps #53 Billy Ashley
1994年のMLBカード。 当時、外野手のプロスペクトでした、ビリー・アシュリー。 このカードは以前、ゴールドバージョンを紹介していますので、諸々はそちらをご参照ください。 https://muuseo.com/n-sekine.7.18/items/605
MLBカード Los Angeles Dodgers Toppsnaoto718
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1994 Topps #3 Kevin Rogers
1994年のMLBカード。 93年に左の中継ぎとして64試合に登板しました、ケビン・ロジャース。 88年にプロのキャリアをスタートしてから92年まではメジャー、マイナー計130試合登板中リリーフ登板は3試合のみでしたが、93年は64試合全てリリーフ登板。 64試合登板中3イニング以上投げたのは1回のみでしたが40回の登板で奪三振を記録した、とカード裏面に出ていますね。
MLBカード San Francisco Giants Toppsnaoto718
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1994 Topps #19 Scott Livingstone
1994年のMLBカード。 DETやSDで三塁手として活躍しました、スコット・リビングストン。 通算673試合出場で17本塁打と、三塁手としては打力、特に長打力に欠けたところが、ポジションを取りきれない原因だったかもしれないですね。 しかしながらカード裏面には、 「1992年、305打席本塁打0だったスコットは、9月の31打席で突如4本塁打を放った」 とあります。 調べて見ると9月10日のCHIホワイトソックス戦でアレックス・フェルナンデスから1号本塁打、少し空いて21日のBOS戦でジョー・ヘスケスから、22日のNYYとのダブルヘッダー第1試合で中日でもプレーしたリッチ・モンテレオーネから、25日にはCLEのテッド・パワーから本塁打を打ちました。 21日の第2号から25日の第4号までは4試合、14打数で3本塁打の大当たりでした。
MLBカード Detroit Tigers Toppsnaoto718
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1989 Topps K- Mart Dream Team #29 Tony Gwynn
1989年のMLBカード。 Topps社のミニセット「Dream Team」より、80年代、90年代で8度首位打者になりました、トニー・グウィン。 安打製造機っぷりが有名になりすぎてあまり知られていないんですが、実は87年に56盗塁、89年に40盗塁など、通算319盗塁を記録しているんですよね。 ただ、盗塁王にはなったことないんですが。 外野守備でも刺殺(フライキャッチ)リーグ1位3回、補殺(送球で走者をアウトにする)リーグ1位2回、併殺(外野の場合は外野フライキャッチ→タッチアップした走者を送球でアウトにする、が多い)のリーグ1位も2回記録しているんですよね。 ゴールドグラブも5回獲得してますからね。 …と、グウィンのことを書くといつも同じようになってしまうので、ちょっと違う視点から書いてみました。
MLBカード San Diego Padres Toppsnaoto718
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1989 Topps K-Mart Dream Team #19 Terry Steinbech
1989年のMLBカード。 Topps社のミニセット「Dream Team」より、80年年代後半AL3連覇のOAKの正捕手、テリー・スタインバック。 カンセコ、マグワイアの「バッシュブラザース」やリッキー、デーブの両ヘンダーソン、ベインズやランスフォードなど強打のイメージの強かった80年代後半AL3連覇時のOAKですが、実は投手王国でもありまして。 4年連続最多勝のデーブ・スチュワートに27勝投手のボブ・ウェルチ、さらにマイク・ムーアにストーム・デービス、そして絶対的守護神のエカーズリー。 89年には先発4投手全員17勝以上でした。 そんな投手陣をリードしたのがスタインバック。 カード裏面にもありますが、マイナー時代は三塁手としての出場が多かったようですね。 捕手メインになった86年、AA級ハンツビルで打率.325、24本塁打、132打点の活躍でサザンリーグのMVPになりました。
MLBカード Oakland Athletics Toppsnaoto718
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1989 Topps K-Mart Dream Team #18 Jose Canseco
1989年のMLBカード。 Topps社のミニセット「Dream Team」より、80年年代後半AL3連覇のOAKの主砲、ホセ・カンセコ。 80年代後半はカンセコがMLB最高のスター選手と言ってもいいでしょうね。 マーク・マグワイアと共に「バッシュブラザース」と呼ばれましたが、安定感の欠けるマグワイアよりも打って走れるカンセコの方が人気はありましたね。 去年は大谷の、MLB史上初の「50-50」が話題になりましたが、カンセコは88年、やはりMLB史上初だった「40-40」を達成したんですよね。 盗塁は88年の40がキャリアハイですか、本塁打数は以降も91年、98年と本塁打王となっています。 2001年CHIホワイトソックスでMLBのキャリアは終わりましたが、独立リーグなどで度々プレーしていたようで、2018年53歳でプレーした記録が残っていますね。
MLBカード Oakland Athletics Toppsnaoto718