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Turnbull&Asser チャーチルドット ボウタイ
Turnbull&Asserのチャーチルドットボウタイは、英国首相ウィンストン=チャーチルが愛用した紺地に白のポルカドットのボウタイの復刻版である。 チャーチルがオーダーしたそのままの美しい生地は厚みがあり上品な印象。ボウタイの形はやや大きめだが、コメディアンのような野暮ったさは無く、親しみやすいチャーチルのイメージのような軽快な印象。 礼装にも普段着にもよく合う品である。
ネクタイ,蝶ネクタイ Turnbull & Asser 13000円蒼樹たけ
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Turnbull&Asser チャーチルドット ネクタイ
Turnbull&Asserのチャーチルドットを用いたネクタイ。 英国首相ウィンストン=チャーチルは紺地に白のドットが入ったボウタイを愛好していたことで知られるが、そのボウタイの生産元がこの英国Turnbull&Asserであった。同社はその記念すべきドット模様を、なんと豪華なネクタイに仕立ててしまった。本品がそれである。 ポップでありながらもどこかクラシカルな印象を併せ持つドット模様の生地を、なんと7回も折り込んだこのタイは、分厚くどっしりとした締め心地。当然ネクタイピンはその厚さに対応しきれず、ジャケットの無いシーズンは手洗い時などにぶらつかないよう十全の警戒を要することとなる。
ネクタイ,蝶ネクタイ Turnbull & Asser 2020年蒼樹たけ
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大倉陶園 瑠璃片葉金蝕 ティーセット
大倉陶園の代表作「瑠璃片葉金蝕」シリーズのティーセット。 ティーカップも見事だが、クリーマーの口先のくびれ、ポットの注ぎ口、シュガーポットのハンドルの優雅な曲線など、どれをとっても非常に美しい仕事が見える。 ティーカップが瑠璃片葉金蝕なら、テーブルに華を添えるティーセットもまた、瑠璃片葉金蝕で揃えたい。
ティーポット 大倉陶園 2020年蒼樹たけ
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犬印鞄製作所 道具巻き
帆布鞄で知られる浅草の犬印鞄製作所。その合羽橋店限定の道具巻き。 本来は職人が包丁や大工道具などを持ち運ぶのに使う物だが、同社はこれを便利な文具入れにしてしまった。 レトロな見た目もさることながら、ペン同士が干渉しないので万年筆入れにも最適である。バンドはゴム製なので細いペンから149のような太いものまで対応できるのも嬉しい。
ペンケース 犬印鞄製作所 約5000円蒼樹たけ
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Tricker's APPLETON プレーントゥシューズ
トリッカーズは1829年創業のノーザンプトンの老舗で、カントリーブーツが有名だが、実に美しいドレスシューズも手がけている。 ご多聞に漏れず履き始めがとても硬く、最初こそ普段使いに難儀したが、入手後1年を経てすっぽりと包み込むような履き心地となった。 今や日々の頼もしい相棒だが、レザーソールの宿命か、駅や仕事場の廊下で転びそうになることしばしば。また雨の日がお休みとなるのは当然ながら、靴底にチャールズ皇太子殿下の御紋章が付いているので、それを踏みつけて歩くのに若干の抵抗感がないこともない。 願わくば御紋章は側面に付けてくれませんかトリッカーズさん…。
革靴 Tricker's 2020年蒼樹たけ
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CHRISTYS' LONDON パナマハット
1776年創業のイギリスを代表する帽子メーカー。 そのパナマハットである。 産地はエクアドルで、グレードはSUPERFINE。きめ細かく編まれたハットは、恰もソフトハットのようである。 暑さのあまり、ついついYシャツにチノパンというスタイルになりがちな季節、このパナマを被るだけで華やかさを添えてくれるのがありがたい。
帽子 クリスティーズ 約20000円蒼樹たけ
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MontBlanc マイスターシュテュック No.146 プラチナ
149に先立つ1940年代に登場しながら、こんにちまで使われ続けるのは、やはり巨大なる149に対しこちらが実に取り回しよくつくられているからであろう。 精悍なボディの曲線は実に美しく、モンブラン社の秘伝と言われるプレシャスレジンは吸い付くような手触りで、使うほどにいつまでも「あ、いいな」と思わせる魅力がある。 149は金なので、146は銀と決めていたため、こちらはプラチナモデルを、ニブは細かい書き物を考えてやはりEFを選んだ。買ってしばらくは引っ掛かりが強いペン先だったが、この1本でノート10冊に及ぶ講義原稿を書いたことで抜群の書き味に仕上がった。
万年筆 モンブラン 2020年蒼樹たけ
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GLOBE-TROTTER オリエントコレクション アタッシェ
象が踏んでも壊れないGLOBE-TROTTERのヴァルカン・ファイバー製のアタッシェに、漆を塗り込んだオリエントコレクションの逸品。 表面のまだら模様は作為的ではなく、紙素材の表面に漆が溜まって出来るもので、それが却って唯一無二の味わいを醸し出している。 艶やかな漆色に金の対比は実に美しく、これは銀や真鍮色ではきっとだめで、金こそがふさわしいような気がする。 ビジネスユースもさることながら、簡単な着替え程度の荷物なら1泊程度の旅にもってこいである。元より日本の素材のためか、西洋式のホテルのみならず日本旅館のしつらえに殊の外よく合うのも魅力。
鞄 グローブトロッター 2020年蒼樹たけ