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愛のバカ/内田有紀
1996. CD 久々に聴いたら「追いかけてくる月」のベースの太さに痺れました。清水靖晃編曲、藤井尚之作曲の異色の大名曲。J-POP全開の泣きメロに清水の超デッドなサックスが染み渡る。 オリーブの守護神、宮森隆行の素晴らしい仕事。 ジャケや帯の代理店臭さは時代のご愛嬌。いらん帯とかなしの仕様でアナログ盤出してほしい。
KING RECORDS恥多木人生
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WAKU WAKUさせて(PARTY VERSION)/中山美穂
1986年11月に発売された中山美穂8枚目のシングルの12インチシングル版。 こちらは12月に発売だったとのことで初回はクリスマス・グリーティングカードが封入されています。イエロー・クリア・ビニール。 松本隆作詞・筒美京平作曲・船山基紀編曲。と有名な中山美穂のダンスビート三部作のひとつですね。 そもそもザ・ハイエナジーな80'sユーロビート歌謡ど真ん中な楽曲がフロア対応(だったんですよね?)のロングバージョンになって磨きがかかっています。素朴な疑問として当時こういうのをかけるディスコってあったんでしょうか?ヤマタツのBOMBERがクラブヒットした頃なんかはまだ日本のレコードがクラブでかかる事自体が快挙だったと聞ききますが、この頃は?アイドルの12インチシングル作るのも流行ってたみたいだし、いくらかは実用性があったんでしょうね〜。 正直、元曲の方が無駄なくスッキリしてて好きです。ていうか世代的にそもそもユーロビート自体ベタな感覚では楽しめないかも。でもこの頃の東亜会館やラビッツのDJ録音を聴いてると音楽自体が好みじゃなくてもなんかワクワクするんですよね。所謂バブルとかジュリ扇とかあっち系のディスコサウンドじゃないんですよ。 やっぱりユースカルチャーの匂いがするんだよなあ。不良の若者の。めちゃめちゃ話がズレちゃったけど、昔のミポリンもちょっと不良っぽいイメージがありますね。
King Records K12A-791恥多木人生