白漆花図細工べっ甲櫛
白漆時に花々の豪華な螺鈿細工の櫛・笄です
細工ができる棟幅は1cmほどです
その中に 作者銘がありる面には
梅・南天・撫子・笹・桔梗・水仙
反対側には
笹・桔梗・梅・南天・桜 が螺鈿細工と象眼で表されています
櫛の棟には0.5ミリの短冊に切った螺鈿細工が施されています
同じように 笄にも細やかな螺鈿細工で作られています
完成までの時間を考えると ため息しか出てきません!
今回アップするためにカメラで撮影して 拡大してみたら
肉眼では見えない破損が沢山ありました
大切に保管していますが 漆や螺鈿細工のはがれなど
劣化は防がれないことがとても残念です
芳秀 の銘がありますが 繊細で細やかな螺鈿細工をされています
(読み方がわかりません 間違っていたらご教授ください)
芳秀
縦4.7cm×横10cm 笄長さ16cm
明治末期~大正
小町姫