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Jean-Jacques Burnel “Euroman Cometh”
私の大好きなThe StranglersのベーシストJean-Jacques Burnelのファースト・ソロ・アルバム”Euroman Cometh”の登場です。当時、またEUなんてなかったし、いきなり「ヨーロッパの復権」といわれても、ピンときた人は少なかったのでは?と思います。まあ、JJは元々フランス系英国人で、フランスには何か思い入れがあるようで、そこから「ヨーロッパ」と言うキーワードが出てきたのでは?と推測します。今回のメンツは、DrにCarey FortuneとPeter Howells、Gに(何と!The Danmedの初代ギタリスト) Brian James、harmonicasにLew Lewisを迎え、Bの含め、残りの楽器はJJが担当。曲作りも1曲カバー曲の”Crabs”を除いて、JJが全て担当してます。歌詞は英語だが、曲によっては仏語や独逸語も。このアルバムを初めて聴いた時は田舎の高校生でしたが、なんか煮え切らないなぁと思ってたのも確かです。同時期のThe StranglersのアルバムやHughのソロアルバムに比べて、ストレートではないのですよ。しかしながら、聴き込んでいくと、ここそこに仕掛けがあって、中々楽しめるようになりました。パイクのマフラー音がそのまま入っている”Triumph (of the Good City)”やコミカルながらヘビーな”Jellyfish” や”Crabs”、一番心に残った”Do The European”などなど、面白いですよ。ジャケのポンピドーセンターもイカしてますね。確か、これらのメンツ(? Dr, G, 女性Synth & B)でツアーもやっていたと思います。この日本盤には特大ポスターが付いていました。まあ、ベースの音はどんなにエフェクトかけようとも、直ぐにJJと分かります。そんな一面も知ってください。 [Full Album & Live] https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mhLRrCmwJY7pAoFjtfm11k-InDIr8mRwQ #JeanJacquesBurnel #EuromanCometh #SoloAlbum #Europe #TheStranglers #ExperimentalPop #UnitedArtistsRecords
Experimental Pop UNITED ARTISTS Records 1500円?Dr K2
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The Pop Group “How Much Linger Do We Tolerated the Mass Murder?”
The Pop Groupは1978年に英国ブリストルで結成されたバンド。その名を裏切るかの様なファンクとパンクと現代音楽とジャスとダブをグツグツ煮たようなかなり攻撃的で先鋭的な音楽をやっていた。そして政治色なら強い歌詞も特徴。本作は2枚目のアルバムだが、プロデュースをダブの達人Dennis Bovelleがやっており、ファーストよりも過激な音になっている。私はこの前後に出たシングル”We Are All Prostitute”でショックを受けて、本作も購入。何と日本盤だったので、ポスター付きで、部屋に貼っていた。現在も再結成して活動しているが、当時十代だった彼等のエッジの切れ味は無いように思う。それくらい衝撃的ならアルバムです。 A1 “Forces Of Oppression” (2:32) A2 “Feed The Hungry” (4:13) A3 “One Out Of Many” (1:49) A4 “Blind Faith” (4:00) A5 “How Much Longer” (4:56) B1 “Justice” (3:06) B2 “There Are No Spectators” (4:11) B3 “Communicate” (4:41) B4 “Rob A Bank” (2:16) https://youtu.be/3UmqvhM8eX8?si=woy_uLfa1U4K9w0e #ThePopGroup #HowMuchLongerDoWeToleratedTheMassMurder? #YRecords #RoughTrade #Funk #AvantRock #Punk #Dub #DennisBovelle #2ndAlbum #GarethSager #MarkStewart #DanCatsis #JohnWaddington #BruceSmith
Avant-rock, Experimental funk, Dub Y records / Rough Trade 2500円位Dr K2