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大怪獣決闘ガメラ対バルゴン バルゴン1966
昭和ガメラシリーズの第2作目。前年公開された第1作目「大怪獣ガメラ』が大ヒットしたため、第2弾として急遽企画された作品ですが当事大映の永田専務は、ガメラついて「東宝ゴジラの二番煎じで、よくこんなものをやれるな」と営業部でも危険性を感じていたそうです。しかし「大怪獣ガメラ」は予告編が劇場で流れてから前売りが急激に売れて大ヒット!本社もこれを受けて、当事の永田社長が直々に製作者名として自らの名をクレジットさせ、破格の予算を投入して製作に乗り出す意気込みとなったそうです。確かにこの映画のミニュチュアセットは、精巧ですごいバリエーションです。一度ごらんください。
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ガメラ対大魔獣ジャイガー 1970
昭和ガメラシリーズ第6作。当ミュージアムでは初登場のジャイガーです。本作制作時、すでに大映本社の経営は末期状態で倒産の気配は濃厚だったそうですが、監督の湯浅さんはそれでもアイディアを凝らし、ミニチュア特撮にこだわる演出姿勢を貫いていたそうです。大阪万博会場がクライマックスの舞台ですが、パビリオンを壊すわけにもいかず、代わりに大阪市街地の特撮セットが組まれてシリーズでは「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」(1967年)以来、久しぶりに見応えのある大規模な都市破壊の特撮シーンが描かれています。昭和シリーズで都市破壊が見られるのは本作が最後ですね。
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深海怪獣ジグラ 1971
経営不振の渦中にあった当時の大映の作品にあって、まずまずの興行成績を記録。次回作の企画も出たものの、その年、大映が倒産したため、結果として旧大映のガメラシリーズとしては最後の作品となってしまいました。先日DVDでこの作品をみましたが特撮というより、怪獣ショーをそのままフィルムに収めたような描写が印象に残りました。やっぱ予算がなかったのかなぁ・。残念です。
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大怪獣ガメラ 1965
日本の日高教授らは北極のエスキモー集落を訪れ、そこでアトランティス大陸にいたという謎の亀の調査をおこなっていた。その上空を偶然飛行していた国籍不明機がアメリカ空軍機に撃墜されてその爆発により、氷の下に8000年以上も眠り続けていたアトランティスの伝説の怪獣「ガメラ」が突然目を覚ました・・という始まり方です。「国籍不明機」っていう設定が時代を感じさせますよね・。
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大悪獣ギロン1969
『ガメラ対大悪獣ギロン』の敵キャラ、ギロンです。この映画の監督湯浅憲明さんは前作『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』で、本社の経営不振から予算を3分の1に縮減されたので、スタッフ一同「これが最後のガメラ映画だ」と、工夫と苦労を重ねてこれを完成させたのですが、「まさか次回作があるとは誰も考えていなかった」そうです。しかし『対バイラス』は大ヒット。湯浅さんの「またこの予算で、次回作を作らされるのではないか」との心配は的中し、翌年、この『ガメラ対大悪獣ギロン』が制作されることとなったそうです。湯浅さんは「映画がヒットして困ったなと思ったのは、これが初めてだった」と語っています。また本社からは年2作のシリーズ制作を持ちかけられたそうですが、さすがに準備進行に無理があり、これを断ったそうです。
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