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1988 Ovation Thunderbolt TB-01
このOvationはいわゆる「鬼子」といって良いかもしれません。 1987, 1988年の2年間だけ生産された不人気モデル(笑)。誰もOvationにこういうデザインを求めていなかったのでしょうね。この当時はHR/HMが勢いが強くて、Ovationとしてもそうしたユーザーをターゲットにしていたのではないかと思いますが、浸透しなかったみたいです。 「誰も使ってないなら、それは使えば僕モデルになるな!」と、エレアコが必要になった際に探して入手しました、確か、2007年くらいだったかと。ネットで探しまくって、東京の某有名店さんで購入。 手に入れて初めて、不人気の理由がデザインだけではないな、と感じました。と言うのは、ストロークをしていると、サウンドホールのとんがった部分が手に「刺さる」のですよ(笑)。慣れないと、結構痛いです(笑)。 あと、案外とヘッド周りが脆いです。特にこのコンコルドヘッドはペグの所が割れやすいです。購入した時点で修復した跡があって、後年自分が使っている間にも一度割れました。やっぱり特殊な形というものはそれなりのリスクがありますね。 音的にはプリアンプはOP-24、Ovationを有名にしたと言っても良い伝統的/伝説的プリアンプです。電池が物凄く「もつ」ので、いつ入れ替えたか本当にわからなくなります(逆に不安)。その分、電池ボックスへのアクセスの悪さといったら無いのですが(苦笑)。音色も案外普通にEliteとかその辺のOvationっぽい感じです。 ネックシェイプは意外と普通にUシェイプです。Ovationらしからぬ、という感じでもありますが、まぁこの子ならそれもアリでしょう。 S/N 875685(最初の一文字恐らく8なのだと思いますが、シールが剥がれかけていて明確には読めないのです。。。)
エレアコ Ovation 2007年10月Kei Maeda
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Aria Synsonido
アコースティックユニットを指導するにあたって、Vocalさんの声質から「ガットギター」が欲しくなって探した一本。 Y社のものと比較して、よりガットらしい音のするこの子を選びました。Y社のも良かったのですが、ちょっとガットギターの音としては出来過ぎ感/作られた感が感じられて。。。 ボディーにパーツを差し込んで使用するのですが、いちばん端っこが欠けるというトラブルが。 一度は返品交換してもらったのですが、二度目もやはり同じ症状が出て、諦めました。 電池の減りが早かったりしたので、もっぱらACアダプターをつないでの使用となっています。 一度スタンドから落ちて3弦ペグが曲がってしまったので交換しています。 何よりも、オリジナルのソフトケースの耐久性がショボくて今ではボロボロで使い物にならなくなってしまい、外に持ち出すことがなくなってしまいました。音は気に入っているのですがねぇ。。。 S/N 1007230475
エレアコ ARIA 2000年代Kei Maeda
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Aria NXP-01
時々訪れる、大阪の某楽器店。 丁度大阪オクトーバーフェスタに行こうということで、大阪市内に出かけたついでに立ち寄りました。 この日も「なんか面白いもの、ないかなぁ。。。」と店内を見回していたのですが、見つからず。 店を後にしようと外に半分出て、ふとショーウィンドウを見るとこの子が。 「え?何このギター?」 店主さんにいろいろ伺ってAriaのかなり珍しいエレアコであることがわかりました。 PUはピエゾとコンデンサーマイクの二つを備えていて、音作りも幅広くできます。 その日は「うーん、諦めよう」と帰宅したものの、やっぱり気になって後日割とすぐ(2日経ってたかな)行って手に入れてしまいました。 90年代のギターらしく、ネックはかなり細め。ローポジションのハンマリング/プリングを多用したフレーズは却って難しいのですが、 やはりこのボディシェイプからハイポジションのアクセスはダントツに楽です。 アコギでソロをメインで引かねばならない時に重宝しています。コンデンサーマイクで拾う太い音も、そんな時に役立ちますね。 [ 追記 ] カタログがWeb上で見つかったのですが、どうやら1999年のカタログには掲載されているようです。 (写真は、資料として掲載しました/このカタログは所有しておりません) ここに載っているNXG-01(ガットギター)も欲しいんだよなぁ。。。 S/N 不明。。。。どこに書いてるんだ?(汗;)
エレアコ ARIA 2014年10月Kei Maeda