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The Band (Reissue 2015)
The Band、20代の頃は全くピンと来なかった。この伝説的な傑作も、ただの地味な古いロックにしか聴こえていなかったアタクシ、、、いや〜若いって面白いです。 それが今や絶対に外せないスタメン、遠藤航みたいなもんですね(笑)になってしまうんだから年を重ねると言うのは不思議です。それにしてもPeter Barakanが「人類共通のメモリーバンクにある音」と評したのが本当にしっくりくるサウンドと演奏、これ以上のアーシーなロックがあるだろうかと、聴く度に思ってしまいます。 当初アルバムタイトルが「America」が候補だったのは有名な話で、歌の中にも偉大なるアメリカへの憧憬が度々出てきます。その中でもMy Favoriteは"Up on Cripple Creek"、これは本当に危ないです。1,000回くらい聴いてしまいそうになります(たいそうな笑)。Levon Helmのドラミング、このスネアとタムタムの皮の張り具合が見えるような錯覚に陥るサウンドに完全にやられます。バンドの演奏と歌と曲が溶け合って、ああ、音楽っていいな、と思える素晴らしい曲です。 できるだけノイズに邪魔されず聴きたかったので、再発モノの重量盤を買いましたが、ちょっと上品かな。でも国内版CDはもっとダメでした、音がモコモコで。。。ちょっとこれは最高の1枚を探す旅が必要かも知れません。マスターテープがこの程度で大して変わらない可能性もありそうですが(笑)
Rock CAPITOL EUFuruetti
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Abbey Road / The Beatles (UK, 3rd press, LP)
やっぱり大好きなAbbey Road。寄せ集めの繋ぎ合わせと揶揄されますが、それでこんな素晴らしいアルバムが出来るなんてやっぱりビートルズは凄いとしか言いようがないです。 サウンド的にはCDでずっと楽しんできたんですけど、やっぱり沼の淵でチャプチャプしたくなって(笑)そこそこ価格で(ここ大事)そこそこ品質のUK盤があったのでご購入となりました✊ 情報からおそらくUK 3rd pressと思われます。 うん、Come TogetherからPaulのベースがブルンと太くてRingoのドラムがドコドコドコドコっと迫ってきます。そういえば中学の時に買った東芝EMI盤は歌詞カードに「翻訳不能」とあってびっくりした思い出があります。 そして、SomethingのPaulのベース、これは名演。いいな〜LP。CDだとお行儀が良い音だから、間奏のGeorgeのギター、これも名演、いいじゃないですか〜。 で、B面は言わずもがなの、このアルバムを傑作と言わしめる目眩くメドレーの世界。スターターのHere Comes The Sunの美しさにハッとしたら、もうあとはラストまで一気に聴きます。 やっぱりAbbey Road大好きだな。あ、Her Majestyが始まった。終わる終わる〜 と思っていたら、あれ、あれれ?ちょっと待って?最後の最後の1小節で音飛びリピート発生!ドゥードゥ、ドゥードゥ、、、、が終わりません。ランアウトにアームが向かいません。ウソー?!見た目には傷とかなさそうなのに。 ま、いいか(笑)しゃあない。 ちょっと残念だけどこれはこれでヨシとしよう。
YEX 749-2 / YEX 750-2U Rock Apple RecordsFuruetti