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Tony Joe White / Tony Joe
(1970) トニー・ジョー・ホワイトの3rdアルバム。ビリー・スワンのプロデュース。 ジェリー・クリーガン(ds)、ノアバート・プットナム(b)、デヴィッド・ブリッグス(org)と、サミー・クリーソン(ds)、トミー・マクルアー(b)、マイク・ウテリー(org)の2つのセットで録音されている。 アナログではA面に当たるT-1~5とB面のT-9はホワイトの書いた曲で、残りの4曲はカヴァーとなっている。オリジナルも出来が良いが、オーティス・レディングの“Hard To Handle”やジョン・リー・フッカーの“Boom Boom”のカヴァーはスリリングなサウンドがいい。“What Does It Take (To Win Your Love)”では、ホワイトのハーモニカがメインとも言える。 アメリカ盤では10曲でリリースされたが、イギリス盤では“Groupy Girl”が追加されて11曲になっている。 モニュメント・レコードでの最後のアルバムとなった、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Stud-Spider 02. High Sheriff of Calhoun Parrish 03. Widow Wimberly 04. Groupy Girl 05. Conjure Woman 06. Save Your Sugar for Me 07. Hard to Handle 08. What Does It Take (To Win Your Love) 09. My Friend 10. Stockholm Blues 11. Boom Boom
Monument Recordsk-69
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Kris Kristofferson / Kristofferson
(1970) クリス・クリストファーソンのモニュメント・レコードからのデビュー・アルバム。フレッド・フォスターのプロデュース。 “Me and Bobby McGee”が収録されているアルバム。この曲はジャニス・ジョプリンによって知ったのだが、元々はロジャー・ミラーに書いた曲で、ミラーのシングルは1969年にリリースされている。 多くのカヴァーによって知られている“For the Good Times”はビル・ナッシュが最初に歌い、レイ・プライスが1970年にカントリー・チャートで1位となった。 ジョニー・キャッシュが歌ってカントリー・チャートで1位となった“Sunday Mornin' Comin' Down”も収録されている。 クリストファーソンの朴訥とした語り口調の歌声が、妙にココロに沁みてくる聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Blame It on the Stones 02. To Beat the Devil 03. Me and Bobby McGee 04. Best of All Possible Worlds 05. Help Me Make It Through the Night 06. The Law Is for the Protection of the People 07. Casey's Last Ride 08. Just the Other Side of Nowhere 09. Darby's Castle 10. For the Good Times 11. Duvalier's Dream 12. Sunday Morning Coming Down
Monument Recordsk-69