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Roy Orbison / Milestones
(1973) ロイ・オービソンの16枚目のアルバム。オービソンとジョー・メルソンのプロデュース。 オーティス・レディングの“I've Been Loving You Too Long”やドビー・グレイの“Drift Away”といったソウルのヒット曲や、ビー・ジーズの“Words”やニール・ダイアモンドの“Sweet Caroline”などを伸びのある歌声でさらに魅力ある曲に仕上げている。 MGMレコードではほとんどのアルバムがチャート・インとはならなかったが、オービソンの歌声は変わらずにいた。時代とかけ離れた所にいた感じなのが残念である。しかし、聴けば納得出来るアルバムが多いので是非聴いて欲しいと思う。 《songlist》 01. I Wanna Live 02. You Don't Know Me 03. California Sunshine Girl 04. Words 05. Blue Rain (Coming Down) 06. Drift Away 07. You Lay So Easy on My Mind 08. The World You Live In 09. Sweet Caroline 10. I've Been Loving You Too Long (To Stop Now) 11. The Morning After (Song From "The Poseidon Adventure")
Memphis MGM Recordsk-69
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Roy Orbison / Memphis
(1972) ロイ・オービソンの15枚目のアルバムは、ロイ・オービソンとジョー・メルソンのコンビでのプロデュース。T-11はドン・グラントのプロデュース。 チャック・ベリーの“Memphis, Tennessee”から始まり、ドン・ギブソンの“I Can't Stop Loving You”、ザ・クリケッツの“I Fought the Law”、ラストは“Danny Boy”とフル・カヴァーの選曲となっている。 “I Can't Stop Loving You”は1961年のアルバム“Sings Lonely and Blue”で1度歌っているので、2度目のカヴァーとなっている。今回はイントロにコーラスが付いていて、ピアノとストリングスをバックに歌う感じになっている。個人的にはこのヴァージョンの方が好きかもしれない。 余り評価が高くない時期だが、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Memphis, Tennessee 02. Why a Woman Cries 03. Run, Baby, Run (Back Into My Arms) 04. Take Care of Your Woman 05. I’m the Man on Susie’s Mind 06. I Can’t Stop Loving You 07. Run the Engines Up High 08. It Ain’t No Big Thing (But It’s Growing) 09. I Fought the Law 10. The Three Bells 11. Danny Boy
Roy Orbison Sings Milestones MGM Recordsk-69
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Roy Orbison / Roy Orbison Sings
(1972) ロイ・オービソンの14枚目のアルバム。ジョー・メルソンとオービソンがT-1,5,7,9、ドン・グラントがT-2,8、ウェズリー・ローズがT-3,4,6,11、マイク・カーブがT-10をプロデュースしている。 このアルバムは1969年から1971年にかけて行われたレコーディングの中から選曲されている。個人的には60年代初頭にコンビを組んでいたジョー・メルソンとのコンビが復活したのが嬉しい。 アメリカはMGMレコードからリリースされ、イギリスではロンドン・レコードからリリースされている。大きく曲順が変わっているのが特徴となっている。 30分足らずと物足りない感じもするが、オービソンの魅力が詰まった内容となっている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. God Love You 02. Beaujolais 03. If Only for Awhile 04. Rings of Gold 05. Help Me 06. Plain Jane Country 07. Harlem Woman 08. Cheyenne 09. Changes 10. It Takes All Kinds of People 11. Remember the Good
Hank Williams: The Roy Orbison Way Memphis MGM Recordsk-69
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Roy Orbison / Hank Williams: The Roy Orbison Way
(1970) MGMレコードに復帰したロイ・オービソンの13枚目のアルバム。ドン・グラントのプロデュースで、ジム・ホールがアレンジを行っている。 1967年のドン・ギブソンに続いて、このアルバムではハンク・ウィリアムスの曲をカヴァーしたものとなった。 アメリカの音楽界のレジェンドのひとりと言えるウィリアムスの曲を、伸びのある歌声で歌っている。聴いたことのある曲ばかりなので安心して聴けるし、オービソンの歌声とオーケストラの演奏がかなり良い感じで混ざりあっている。 このアルバムは、ウィリアムスへの愛が溢れているオービソンのアルバムだと思える。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Kaw Liga 02. Hey, Good Lookin’ 03. Jambalaya (On the Bayou) 04. (Last Night) I Heard You Crying in Your Sleep 05. You Win Again 06. Your Cheatin’ Heart 07. Cold, Cold, Heart 08. A Mansion on the Hill 09. I Can’t Help It(If I’m Still in Love With You) 10. There’ll Be No Teardrops Tonight 11. I’m So Lonesome I Could Cry
The Big O Roy Orbison Sings MGM Recordsk-69