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Paul Simon / Stranger to Stranger
(2016) 約5年ぶりとなるポール・サイモンの13枚目のアルバム。サイモンとロイ・ハリーのプロデュース。 このアルバムではいろんなタイプの曲が並べられて、リズミカルなサウンドに重きを置いているようだ。ドラマーにジャック・ディジョネットが起用され、芯の通ったドラミングを聴かせてくれている。 前作のリリース後から録音が始められていたようで、最初に書かれた“Insomniac’s Lullaby”は現代音楽家のハリー・パーチに影響されたサイモンが、ハリー・パーチの研究をしているモントクレア州立大学に機材を持ち込んで録音した。 未だに進化を遂げているポール・サイモンの、聴いておきたいアルバムのひとつ。 輸入盤のデラックス・エディションと国内盤はボーナス・トラックを含めて16曲の収録で、ディオンとのデュエット“New York Is My Home”が入っています。 《songlist》 01. The Werewolf 02. Wristband 03. The Clock 04. Street Angel 05. Stranger to Stranger 06. In a Parade 07. Proof of Love 08. In the Garden of Edie 09. The Riverbank 10. Cool Papa Bell 11. Insomniac's Lullaby
So Beautiful or So Whatk-69
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Paul Simon / Surprise
(2006) 約6年振りとなる、ポール・サイモンのセルフ・プロデュースによる11枚目のアルバム。 このアルバムの大きな特徴は、ブライアン・イーノの参加だろう。“Father and Daughter”以外の曲で演奏をしていて、“Outrageous" ”、“Another Galaxy”、“Once Upon a Time There Was an Ocean”ではサイモンと共作をしている。 意外な組み合わせだが、かなり良い仕上がりである。イーノの無機質な感じのサウンドとサイモンのリズミカルなサウンドが見事に融合している。 ジャケが可愛い聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. How Can You Live in the Northeast? 02. Everything About It Is a Love Song 03. Outrageous 04. Sure Don't Feel Like Love 05. Wartime Prayers 06. Beautiful 07. I Don't Believe 08. Another Galaxy 09. Once Upon a Time There Was an Ocean 10. That's Me 11. Father and Daughter
Songs from The Capeman So Beautiful or So Whatk-69