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The Derek Trucks Band / Joyful Noise
(2002) コロムビア・レコードと契約となったザ・デレク・トラックス・バンドの3rdアルバム。ラス・カンケルとクレイグ・ストリートのプロデュース。 このアルバムからビル・マッケイに変わって、キーボードとしてコフィ・バーブリッジが加入している。ソングライターとしても大きく貢献しているコフィの加入は大きいものがある。 ゲスト・ヴォーカルが参加していて、ソロモン・バーク、ラーハット・ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン、ルーベン・ブラデス、スーザン・テデスキと、ジャンルの異なる4人が参加することで、音楽的に幅を広げているのは面白い試みだと思う。 単なるブルース・バンドでは無いことを感じられるアルバム。 《songlist》 01. Joyful Noise 02. So Close, So Far Away 03. Home in Your Heart 04. Maki Madni 05. Kam-Ma-Lay 06. Like Anyone Else 07. Every Good Boy 08. Baby, You're Right 09. Lookout 31 10. Frisell
Out of the Madness Soul Serenadek-69
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The Derek Trucks Band / The Derek Trucks Band
(1997) ザ・デレク・トラックス・バンドのデビュー・アルバム。プロデューサーはジョン・スナイダーが行った。 デレク・トラックス(g)、トッド・スモーリー(b)、ビル・マッケイ(key)、ヨンリコ・スコット(ds)がバンドのメンバー。 このアルバムでは、デレクが関わって書いた曲はデレクのギターが唸るブルースと言える曲だが、残りの曲はジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィス、ウェイン・ショーターとジャズの曲をカヴァーしている。 ヨンリコのタイトで力強いドラミングが、どの曲でも印象に残る。特にジャズの4曲では繊細さも加わって、演奏をリードしているようである。デレクのギターは、サックスのように流暢なフレーズを弾いている。ショーターのT-6ではフリューゲル・ホルンとの見事なハーモニーを聴かせてくれている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Sarod 02. Mr. P.C. 03. 555 Lake 04. D Minor Blues 05. #6 Dance 06. Footprints 07. Out of Madness 08. Naima 09. So What 10. Evil Clown 11. Egg 15 12. Sarod Outro
Out of the Madnessk-69