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Phil Collins / Dance into the Light
(1996) 初めて全身が写っているジャケとなった、フィル・コリンズの6枚目のアルバム。コリンズとヒュー・パジャムのプロデュース。 このアルバムではバンド・サウンドに戻り、再びヒュー・パジャムと組んだが、全英チャートで4位、全米チャートでは23位と沈んだ。まぁこの順位はホントはスゴいのだが、コリンズのソロのキャリアを振り返ると沈んだ感じになる。 コリンズが演奏するカリンバを導入した先行シングル“Dance into the Light”は、明るい感じで好きな曲のひとつ。 ボブ・ディランの“The Times They Are a-Changin'”を歌っているが、イギリス・テイストの面白いアレンジとなっている。ここでコリンズはバグパイプを演奏している。このヴァージョンを聴くと、なぜか“世界でひとつだけの花”が被ってくるのはちょっとイヤだな…。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Dance Into the Light 02. That's What You Said 03. Lorenzo 04. Just Another Story 05. Love Police 06. Wear My Hat 07. It's in Your Eyes 08. Oughta Know by Now 09. Take Me Down 10. The Same Moon 11. River So Wide 12. No Matter Who 13. The Times They Are A-Changin'
Both Sides Testifyk-69
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Phil Collins / ...But Seriously
(1989) 約4年ぶりとなる、フィル・コリンズの4thアルバム。コリンズとヒュー・パジャムのプロデュース。 前年には主演映画“Buster”が公開され、音楽以外の仕事もこなしていた。 このアルバムでは、コリンズ(ds)、リーランド・スカラー(b)、ダリル・スターマー(g)の前作からのメンバーを中心に、ドミニク・ミラー(g)やネーザン・イースト(b)などが参加している。コーラスのデヴィッド・クロスビーは意外な起用だった。 “I Wish It Would Rain Down”ではエリック・クラプトン、“All Of My Life”ではスティーヴ・ウィンウッドが味のある演奏を披露している。 前作に続いて、全英と全米チャートで1位となった。コリンズのポップとシリアスなスタイルが完成したと言っても良い、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Hang in Long Enough 02. That's Just the Way It Is 03. Do You Remember? 04. Something Happened on the Way to Heaven 05. Colours 06. I Wish It Would Rain Down 07. Another Day in Paradise 08. Heat on the Street 09. All of My Life 10. Saturday Night and Sunday Morning 11. Father to Son 12. Find a Way to My Heart
No Jacket Required Both Sidesk-69