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Peter Gabriel / Up
(2002) 約10年ぶりのリリースとなった、ピーター・ゲイブリエルのセルフ・プロデュースによる7枚目のアルバム。 主要な録音は1995年4月から1998年10月に行われていて、2000年から2002年4月にかけて追加の録音が行われている。3年近い録音ってだけでも長いのに、さらに2年と5年間を録音に費やしている。 その練り上げられて熟成されたサウンドは、新たなゲイブリエルを確立したものとなっている。メロディーとリズムとヴォーカルが、バランス良く響いてくる感じがかなり良い。 全米で11位、全米で9位となった。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Darkness 02. Growing Up 03. Sky Blue 04. No Way Out 05. I Grieve 06. The Barry Williams Show 07. My Head Sounds Like That 08. More Than This 09. Signal to Noise 10. The Drop
Us Scratch My Backk-69
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Peter Gabriel / So
(1986) ピーター・ゲイブリエルの5thアルバム。ゲイブリエルとダニエル・ラノワのプロデュース。 明暗のついた曲が並び、ポップス色が付いたT-2は異色なビデオ・クリップの評判が高く、80年代を代表するヒット・アルバムに押し上げた。 ヨーロッパ的な美しいメロディー・ラインが魅力のひとつでもある。しかし特筆すべきは、ジェリー・マロッタ、マヌ・カッチェ、スチュワート・コープランドのドラマーだろう。いろいろなリズムの曲を3人で叩き分けている。ゲイブリエルの幅広い音楽性が開花したアルバムでもある。 ユッスー・ンドゥール、ケイト・ブッシュ、ローリー・アンダーソンのゲスト・ヴォーカルもいい。 この年の年末には、JAPAN AIDで来日し多くのファンを魅了した。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Red Rain 02. Sledgehammer 03. Don't Give Up 04. That Voice Again 05. In Your Eyes 06. Mercy Street 07. Big Time 08. We Do What We're Told (Milgram's 37) 09. This Is the Picture (Excellent Birds)
Peter Gabriel [4] Usk-69