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Billy Joel / River of Dreams
(1993) 約4年ぶりとなる、ビリー・ジョエルの12枚目のアルバム。ジョエル(T-5)、ダニー・コーチマー(T-1〜4、T-6〜10)、ジョー・ニコロ(T-8)、デヴィッド・ソナー(T-5)のプロデュース。 全米チャートで初登場で4回目の1位となり、グラミー賞で4部門にノミネートされた。 以前のような繊細さはあまり感じられず、ダイナミックさを前面に出した感じがする。 先行シングルの“The River of Dreams”は、イギリスが7月、アメリカが9月とリリースの時期が違っている。どちらのチャートでも3位となった。 残念なのはこのアルバム以降、ビリー・ジョエルの歌声を聴くことが出来ないことだ。ライヴ活動は行なっているようだが、やっぱり新作をリリースして欲しいと思っている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. No Man's Land 02. The Great Wall of China 03. Blonde Over Blue 04. A Minor Variation 05. Shades of Grey 06. All About Soul 07. Lullabye (Goodnight, My Angel) 08. The River of Dreams 09. Two Thousand Years 10. Famous Last Words
Storm Frontk-69
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Billy Joel / The Bridge
(1986) ベスト・アルバムを挟んで、約3年ぶりとなるビリー・ジョエルの10枚目のアルバム。フィル・ラモーンのプロデュース。 このアルバムでは、久しぶりに多くのミュージシャンが参加している。中でも“Baby Grand”のレイ・チャールズ、“Code of Silence”のシンディー・ローパー、“Getting Closer”のスティーヴ・ウィンウッドが話題となった。 “Big Man on Mulberry Street”ではロン・カーター、マイケル・ブレッカーなどジャズ界からの参加もみられる。 “Baby Grand”ではジョエルとチャールズの弾くピアノが左右のスピーカーから流れてくる、心地よいジャジーな曲に仕上がっている。 このアルバムを最後に、一時代を築いたフィル・ラモーンとの共同作業の幕が降りた。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Running on Ice 02. This Is the Time 03. A Matter of Trust 04. Modern Woman 05. Baby Grand 06. Big Man on Mulberry Street 07. Temptation 08. Code of Silence 09. Getting Closer
An Innocent Man Storm Frontk-69