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Patti Smith / Gone Again
(1996) 約8年ぶりとなるパティ・スミスの6枚目のアルバム。マルコム・バーンとレニー・ケイのプロデュース。 1989年に素敵なジャケを撮影していたロバート・メイプルソープ、1990年にキーボードのリチャード・ソールが死去。1994年のカート・コバーン、アルバム製作中にフレッド・スミス、そして弟のトッドと立て続けに訪れた悲しい知らせ…。 不幸のどん底に落ちたパティを救ったのは、ボブ・ディランから“一緒にツアーに出よう”という連絡だった。1995年に行われた“パラダイス・ロスト・ツアー”をきっかけに、録音されたのがこのアルバムだった。 レニー・ケイを中心にバンド・メンバーが集められ、トム・ヴァーレイン、ジョン・ケイルらがゲスト参加している。 “Gone Again”と“Summer Cannibals”はフレッド・スミスとの共作。 “The Wicked Messenger”は恩人ボブ・ディランのカヴァー。 絶望の果てから戻ってきたパティ・スミスの聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Gone Again 02. Beneath the Southern Cross 03. About a Boy 04. My Madrigal 05. Summer Cannibals 06. Dead to the World 07. Wing 08. Ravens 09. Wicked Messenger 10. Fireflies 11. Farewell Reel
Dream of Life Peace and Noisek-69
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Patti Smith Group / Wave
(1979) パティ・スミスは人脈に恵まれている感じがする。彼女を支えているバンド、前作ではBOSS。そして、このアルバムではトッド・ラングレンをプロデューサーに起用している。 トッドのせいとは言えないが、このアルバムでは若干丸くなった感じもする。それが、個人的には良い。 ザ・バーズのカヴァー“So you want to Be (a Rock 'n' Roll Star)”は意外な選曲でビックリだ。 このアルバムまで、アルバムのジャケには“パティ・スミス・グループ”と記されている。 世間の評価は余り高くないが、好きなアルバム。 《songlist》 01. Frederick 02. Dancing Barefoot 03. So You Want to Be (A Rock 'N' Roll Star) 04. Hymn 05. Revenge 06. Citizen Ship 07. Seven Ways of Going 08. Broken Flag 09. Wave
Easter Dream of Life Arista Recordsk-69