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Richard Thompson / Across a Crowded Room
(1985) ポリドール・レコードに移籍した、リチャード・トンプソンの3rdアルバム。ジョー・ボイドのプロデュース。 このアルバムでは、ベーシストにブルース・リンチを迎え、デイヴ・マタックスとサイモン・ニコルとの4ピースのバンドを編成している。キレのあるトンプソンのギターを生かす布陣となっているようだ。 1985年という世界的にサウンドが大きく変わっていた頃にリリースされているが、音作りは昔ながらのいい感じのものとなっている。 スピード感がある曲が多いのもこのアルバムの特徴で、“You Don't Say”、“Fire in the Engine Room”、“Little Blue Number”は好きな曲。 トンプソンのキャリアの中では地味な感じもするが、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. When the Spell Is Broken 02. You Don't Say 03. I Ain't Going to Drag My Feet No More 04. Love in a Faithless Country 05. Fire in the Engine Room 06. Walking Through a Wasted Land 07. Little Blue Number 08. She Twists the Knife Again 09. Ghosts in the Wind
Hand of Kindness Daring Adventuresk-69
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Richard Thompson / Amnesia
(1988) ミッチェル・フルームをプロデューサーに迎えての第2弾。 レコーディング・メンバーを見ると、T−9がイギリス人脈での録音のようだ。トンプソンらしい優しいメロディの曲だ。コステロやレイ・デイヴィスもそうだが、イギリス人のこういった曲はホントにいいな。トンプソンのアコースティック・ギター&ヴォーカルを軸に牧歌的な演奏になっている。このアルバムをグッと締める曲になっている。この曲だけでも聴く価値があると思う。 《songlist》 01. Turning of the Tide 02. Gypsy Love Songs 03. Reckless Kind 04. Jerusalem on the Jukebox 05. I Still Dream 06. Don't Tempt Me 07. Yankee, Go Home 08. Can't Win 09. Waltzing's for Dreamers 10. Pharaoh
Daring Adventures Rumor and Sighk-69