-
Leonard Cohen / I'm Your Man
(1988) レナード・コーエンの8枚目のアルバム。コーエンとロスコー・ベック、マイケル・ロビドー、ジーン・マイケル・ロイセールのプロデュース。 安定した高いクオリティーのアルバムをリリースしてきたコーエンだが、このアルバムでは時代を取り入れた打ち込みを取り入れている。 “First We Take Manhattan”と“Jazz Police”の2曲は、ジェフ・フィッシャーによる音作りとコーエンの世界が見事にマッチしている。特に違和感がないのがスゴいところだ。 地元カナダではチャートの34位が最高だったが、北欧のスウェーデンでは6位、ノルウェーでは16週連続1位となった。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. First We Take Manhattan 02. Ain't No Cure for Love 03. Everybody Knows 04. I'm Your Man 05. Take This Waltz 06. Jazz Police 07. I Can't Forget 08. Tower of Song
Various Positions The Futurek-69
-
Leonard Cohen / Recent Songs
(1979) レナード・コーエンの6枚目のアルバム。コーエンとヘンリー・レヴィーのプロデュース。 前作が無かったかのような、コーエンの世界が戻ってきたアルバム。前々作をグレード・アップさせた感じの内容は、コーエンの創り出す世界を確立させたようだ。 このアルバムでは、ジョン・ビレジジアンが演奏する中東の楽器“オード”の音色を聴くことが出来る。その中でも“The Gypsy's Wife”ではガース・ハドソンがアコーディオンで参加していて、コーエンのアコースティック・ギター、ヴァイオリン、ベース、オードと弦楽器の響きが切ない感じでココロに染みてくる。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. The Guests 02. Humbled in Love 03. The Window 04. Came So Far for Beauty 05. The Lost Canadian (Un Canadien Errant) 06. The Traitor 07. Our Lady of Solitude 08. The Gypsy's Wife 09. The Smokey Life 10. Ballad of the Absent Mare
Death of a Ladies' Man Various Positions Columbia Recordsk-69