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Van Morrison / Common One
(1980) ヴァン・モリソンのセルフ・プロデュースによる12枚目のアルバム。 前作のように弾けた感じの内容と思いきや、重厚なモリソンのサウンドのアルバムとなった。一筋縄ではいかない感じが、好きな所のひとつでもある。 これだけの内容のアルバムをわずか9日間で制作したというのだから、バンドのメンバーとのコミニュケーションが見事に取れていたんだと思う。 オープニングの“Haunts of Ancient Peace”の崇高的な演奏は、聴いておきたい曲のひとつ。 15分を超える曲が“Summertime in England”と“When Heart is Open”と2曲収録されている。 モリソンのディープな面に触れたい時に、聴きたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Haunts of Ancient Peace 02. Summertime in England 03. Satisfied 04. Wild Honey 05. Spirit 06. When Heart Is Open
Into the Music Beautiful Visionk-69
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Van Morrison / Inarticulate Speech of the Heart
(1983) ヴァン・モリソンのセルフ・プロデュースによる14枚目のアルバム。 モリソンの代表曲のひとつ“Irish Heartbeat”を収録している。個人的にモリソンのことを表す言葉として“Irish Heartbeat”を使っている。大好きな曲でもある。こういったケルト的なサウンドに乗せて歌う、モリソンが好きかもしれない。 タイトル曲の“Inarticulate Speech of the Heart”はNo. 1とNo. 2が収録されている。 マーク・アイシャムのシンセサイザーが浮遊感を生んでいるのがこのアルバムの特徴で、“Rave On, John Donne”では詩の朗読の感じで始まって、ピー・ウィー・エリスのサックスが良い音色を出している。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Higher Than the World 02. Connswater 03. River of Time 04. Celtic Swing 05. Rave on, John Donne 06. Inarticulate Speech of the Heart No. 1 07. Irish Heartbeat 08. The Street Only Knew Your Name 09. Cry for Home 10. Inarticulate Speech of the Heart No. 2 11. September Night
Beautiful Vision A Sense of Wonderk-69