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The Kinks / Give the People What They Want
(1981) ライヴ・アルバムを挟んでリリースされた、ザ・キンクスの18枚目のアルバム。レイ・デイヴィスのプロデュース。 このアルバムはコンク・スタジオに戻っり、1979年から加入したイアン・ギボンズ(key)を含めて、5人でのレコーディングとなった。 リリースは全米が8月、全英では翌年の1月のリリースとなった。 クレジットはされていないが、“Predictable”、“Add It Up”、“Art Lover”、“A Little Bit of Abuse”の4曲では、クリッシー・ハインドがヴォーカルで参加している。 キレのあるスピード感を持った曲が多い中で、レイらしいメロディアスな“Better Things”はこの時期のザ・キンクスで大好きな曲。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Around the Dial 02. Give the People What They Want 03. Killer's Eyes 04. Predictable 05. Add It Up 06. Destroyer 07. Yo-Yo 08. Back to Front 09. Art Lover 10. A Little Bit of Abuse 11. Better Things
Low Budget State of Confusionk-69
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The Kinks / Misfits
(1978) ザ・キンクスの16枚目のアルバム。レイ・デイヴィスのプロデュース。 このアルバムは、メンバー内での“大人の事情”により、ミック・アイボリー(ds)とジョン・ダルトン(b)は全曲で演奏はしていない。ドラムはニック・トレヴィシク、ベースはアンディ・パイルとロン・ローレンスが演奏をしている。 レコーディングのメンバーが不安定ながらも、それを感じさせないのがいい。レイ・デイヴィスの書く曲のクオリティーが、相変わらず高いせいかもしれない。コンセプト・アルバムって縛りを無くしたことも影響しているかもしれない。 しかし、セールス的には前作よりも良くは無く、全米チャートで40位となった。 激しい感じの曲と、柔らかい感じの曲がバランス良く並んだ、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Misfits 02. Hay Fever 03. Black Messiah 04. Rock & Roll Fantasy 05. In a Foreign Land 06. Permanent Waves 07. Live Life 08. Out of the Wardrobe 09. Trust Your Heart 10. Get Up
Sleepwalker Low Budget Arista Recordsk-69