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Bryan Ferry / The Bride Stripped Bare
(1978) 私生活での痛手が感じられるブライアン・フェリーの5thアルバム。このアルバムでは、バンド・サウンドを確立しているのが良いと思える。 バンドのメンバーのワディ・ワクテル、リック・マロッタ、スティーヴ・ネイにフェリーとサイモン・パクスリーでプロデュースを行っている。 オリジナルが4曲と減り、カヴァーが6曲となっている。ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの“What Goes On”は何となくイメージ出来るが、J.J.ケイルの“The Same Old Blues”は意外な選曲だ。 等身大のフェリーを感じられる内容かもしれない。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Sign of the Times 02. Can't Let Go 03. Hold On (I'm Coming) 04. The Same Old Blues 05. When She Walks in the Room 06. Take Me to the River 07. What Goes On 08. Carrickfergus 09. That's How Strong My Love Is 10. This Island Earth
In Your Mind Boys and Girls Polydor Recordsk-69
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Bryan Ferry / Let's Stick Together
(1976) ブライアン・フェリーの3rdアルバム。フェリーとクリス・トーマスのプロデュース。 既発のシングルのシングルのB面に収録されていた曲などを集めた編集盤的なもので、このアルバムも基本はカヴァーで構成されている。今までと違うのはロキシー・ミュージックの1stアルバムから“Sea Breezes”、“2HB”、“Chance Meeting”、“Re-Make/Re-Model”と4thアルバムから“Re-Make/Re-Model”の5曲をカヴァーしていることだ。いろいろ思うところがあっての再録音となっているのだろう。 タイトル曲のウィルバート・ハリソンの“Let's Stick Together”では、フェリーのハーモニカを聴くことが出来る。全英のシングル・チャートで4位となった。 《songlist》 01. Let's Stick Together 02. Casanova 03. Sea Breezes 04. Shame, Shame, Shame 05. 2HB 06. Price of Love 07. Chance Meeting 08. It's Only Love 09. You Go to My Head 10. Re-Make / Re-Model 11. Heart on My Sleeve
Another Time, Another Place In Your Mind Island Recordsk-69