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Rod Stewart / Never a Dull Moment
(1972) ロッド・スチュワートのセルフ・プロデュースによる4thアルバム。ソロとしての成功でフェイセスとの関係がギクシャクしてきた頃である。 シングルとしてリリースされた“You Wear It Well”が全英チャートで1位となり、アルバムも全英で1位、全米で2位のビッグ・ヒットとなったアルバム。 ボブ・ディランの“Mama You Been on My Mind”、ジミ・ヘンドリックスの“Angel”、エタ・ジェイムスの“I'd Rather Go Blind”と相変わらず良いセンスのカヴァーがあるが、サム・クックの“Twistin' the Night Away”はロッドに合った選曲だと思う。この曲を初めて聴いたのがこのアルバムだったからかもしれないが、サム・クックに興味を持ち好きな曲のひとつになった。 《songlist》 01. True Blue 02. Lost Paraguayos 03. Mama, You Been on My Mind 04. Italian Girls 05. Angel 06. Interludings 07. You Wear It Well 08. I'd Rather Go Blind 09. Twistin' the Night Away
Every Picture Tells a Story Smiler Mercury Recordsk-69
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Rod Stewart / Atlantic Crossing
(1975) ロッド・スチュワートが大西洋を渡り、アメリカでレコーディングを行ったアルバム。レコード会社を移籍して、プロデューサーはトム・ダウトを起用した。イギリスのスターをおもてなしたのは、ブッカー・T&ザ・MG'sなどの名だたるミュージシャンだった。 アナログではA面に当たる(T-1〜5)をFast Half、B面に当たる(T-6〜10)をSlow Halfと表記し、曲調を分けて収録してあった。T-6はダニー・ウィットンが書いた名曲。 言うまでもないが“Sailing”はサッカー・ファンにはお馴染みの曲かもしれない。ロッドの代表曲のひとつ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 Fast Side 01. Three Time Loser 02. Alright for an Hour 03. All in the Name of Rock 'n' Roll 04. Drift Away 05. Stone Cold Sober Slow Side 06. I Don't Want to Talk About It 07. It's Not the Spotlight 08. This Old Heart of Mine (Is Weak for You) 09. Still Love You 10. Sailing
Smiler A Night on the Town Warner Bros. Recordsk-69