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Lou Reed / Metal Machine Music
(1975) ルー・リードのセルフ・プロデュースによる5枚目のアルバム。 アナログでは2枚組で、各面に“Metal Machine Music”というタイトルの曲が1曲だけの合計4曲が収録されている。 ギターのノイズだけの演奏に何の価値があるのだろうって感じもするが、これはこれで聴いていて面白い。好き嫌いがはっきりするだろうし、世間の評価はかなりよろしくない。ホントにルー先生のファンだけのアルバムかもしれない。 このアルバムを作ったルー・リードはスゴいが、いちばんスゴいのはレコード会社のような気がする。ってよか、リリースする時期が早すぎた感じがする…。 2008年に、メタル・マシーン・トリオとしてライヴを行い、ライヴ・アルバム“The Creation of the Universe”をリリースしている。 《songlist》 01. Metal Machine Music, Pt. 1 02. Metal Machine Music, Pt. 2 03. Metal Machine Music, Pt. 3 04. Metal Machine Music, Pt. 4
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Lou Reed / Berlin
(1973) ルー・リードのコンセプト・アルバムといえる3rdアルバム。ボブ・エズリンのプロデュースによるレコーディング。 ルー・リードが描いた物語のようにアルバムは描かれている。今では、ルー先生の作詞における才能を多くの人が理解しているが、当時はそんなに理解されていなかった。イギリスではチャートのトップ10に入ったが、アメリカでは酷評されて100位に入るのがやっとだった。 スティーヴ・ウィンウッドとジャック・ブルースが参加している。 2006年ニューヨーク公演において、初めて本作がライヴで全曲が再現された。その模様は、ドキュメンタリー映画『ルー・リード/ベルリン』(監督:ジュリアン・シュナーベル)として公開された。 ルー先生のキャリアの中で重要なアルバム。 《songlist》 01. Berlin 02. Lady Day 03. Men of Good Fortune 04. Caroline Says I 05. How Do You Think It Feels 06. Oh, Jim 07. Caroline Says II 08. The Kids 09. The Bed 10. Sad Song
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