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Linda Ronstadt / Heart Like a Wheel
(1974) リンダ・ロンシュタットの5枚目のアルバム。大人の事情で全米ではキャピトル・レコード、全米以外はアサイラム・レコードから発売された。ピーター・アッシャーのプロデュース。 “歌うたい”としての方向性を完全に掴んだ感じのする、安定した歌声となっている。自分で詩や曲を書くことがなく、カヴァーや提供された曲を歌っている。誰が選んでいるのかわからないが、選曲の良さは抜群である。 このアルバムは全米チャートとカントリー・チャートの両方で1位の、ビッグ・ヒット・アルバムとなった。シングルでリリースされた“I Can't Help It (If I'm Still In Love With You”はグラミー賞でベスト・カントリー・ヴォーカル賞を受賞した。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. You're No Good 02. It Doesn't Matter Anymore 03. Faithless Love 04. The Dark End of the Street 05. Heart Like a Wheel 06. When Will I Be Loved? 07. Willin' 08. I Can't Help It (If I'm Still in Love with You) 09. Keep Me from Blowing Away 10. You Can Close Your Eyes
Don't Cry Now Prisoner in Disguisek-69
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Linda Ronstadt / Linda Ronstadt
(1972) リンダ・ロンシュタットの3rdアルバム。ジョン・ボイランのプロデュース。 リンダの代表的なアルバムのひとつだが、全米チャートで163位と当時の評価はそんなでもなかった。 オリジナル・イーグルスの4人が参加していることで有名なアルバムだが、4人全員が演奏に参加している曲は無い。 レイ・プライスが歌った“Crazy Arms”ではJ.D.サウザーがコーラスで参加している。 パッツィ・クラインが歌った“I Fall to Pieces”はライヴ録音でスニーキー・ピート・クレイナウのスティール・ギターが印象的だ。 リンダはニール・ヤングの曲を多くカヴァーしているが、最初の録音となったのは“Birds”でこれもライヴ録音となっている。 素敵な仲間たちと録音したこのアルバムは、リンダの歌心が覚醒した感じがする。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Rock Me on the Water 02. Crazy Arms 03. I Won't Be Hangin' Round 04. I Still Miss Someone 05. In My Reply 06. I Fall to Pieces 07. Ramblin' Round 08. Birds 09. I Ain't Always Been Faithful 10. Rescue Me
Silk Purse Don't Cry Now Capitol Recordsk-69