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Roy Orbison / Memphis
(1972) ロイ・オービソンの15枚目のアルバムは、ロイ・オービソンとジョー・メルソンのコンビでのプロデュース。T-11はドン・グラントのプロデュース。 チャック・ベリーの“Memphis, Tennessee”から始まり、ドン・ギブソンの“I Can't Stop Loving You”、ザ・クリケッツの“I Fought the Law”、ラストは“Danny Boy”とフル・カヴァーの選曲となっている。 “I Can't Stop Loving You”は1961年のアルバム“Sings Lonely and Blue”で1度歌っているので、2度目のカヴァーとなっている。今回はイントロにコーラスが付いていて、ピアノとストリングスをバックに歌う感じになっている。個人的にはこのヴァージョンの方が好きかもしれない。 余り評価が高くない時期だが、聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Memphis, Tennessee 02. Why a Woman Cries 03. Run, Baby, Run (Back Into My Arms) 04. Take Care of Your Woman 05. I’m the Man on Susie’s Mind 06. I Can’t Stop Loving You 07. Run the Engines Up High 08. It Ain’t No Big Thing (But It’s Growing) 09. I Fought the Law 10. The Three Bells 11. Danny Boy
Roy Orbison Sings Milestones MGM Recordsk-69
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Roy Orbison / Hank Williams: The Roy Orbison Way
(1970) MGMレコードに復帰したロイ・オービソンの13枚目のアルバム。ドン・グラントのプロデュースで、ジム・ホールがアレンジを行っている。 1967年のドン・ギブソンに続いて、このアルバムではハンク・ウィリアムスの曲をカヴァーしたものとなった。 アメリカの音楽界のレジェンドのひとりと言えるウィリアムスの曲を、伸びのある歌声で歌っている。聴いたことのある曲ばかりなので安心して聴けるし、オービソンの歌声とオーケストラの演奏がかなり良い感じで混ざりあっている。 このアルバムは、ウィリアムスへの愛が溢れているオービソンのアルバムだと思える。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Kaw Liga 02. Hey, Good Lookin’ 03. Jambalaya (On the Bayou) 04. (Last Night) I Heard You Crying in Your Sleep 05. You Win Again 06. Your Cheatin’ Heart 07. Cold, Cold, Heart 08. A Mansion on the Hill 09. I Can’t Help It(If I’m Still in Love With You) 10. There’ll Be No Teardrops Tonight 11. I’m So Lonesome I Could Cry
The Big O Roy Orbison Sings MGM Recordsk-69