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Mott the Hoople / Brain Capers
(1971) アイランド・レコードでの最後のリリースとなった、モット・ザ・フープルの4thアルバム。ガイ・スティーヴンスのプロデュース。 このアルバムでは、ディオンが1970年にシングルでリリースした“Your Own Backyard”と、ザ・ヤングブラッズが1969年にシングルでリリースした“Darkness, Darkness”のカヴァーを演奏している。 “Sweet Angeline”はハンターが書いたブギー調の曲で、後にエルヴィス・プレスリーが同じタイトルの曲を歌った。途中のフレーズはディランの曲を想像してしまう。 4枚目でも方向性が定まっていない感じもするが、それなりに楽しめる内容となっている。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Death May Be Your Santa Claus 02. Your Own Backyard 03. Darkness, Darkness 04. The Journey 05. Sweet Angeline 06. Second Love 07. The Moon Upstairs 08. The Wheel of the Quivering Meat Conception
Wildlife All the Young Dudes Island Recordsk-69
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Mott the Hoople / Mad Shadows
(1970) 前作よりダイナミックなサウンドとなった、モット・ザ・フープルの2ndアルバム。ガイ・スティーヴンスのプロデュース。 前作の発展形かと思いきや、時代に流された感じがする内容となっている。ハードな感じや、ブギーを取り入れたりしているが、ちょっと違っている気もする。 “Walkin' with a Mountain”はブギーが好きなだけにいいと思えるが、ピアノの音が小さくて残念だ。全体的に音の配置とバランスが悪い気もする。 ラルフスが書いた“Thunderbuck Ram”と“Threads of Iron”は、ラルフスが歌っている。 この2曲以外はハンターが歌い、全てハンターが書いている。 2作目でも揺れ動いている、モット・ザ・フープルの微妙なアルバム。 《songlist》 01. Thunderbuck Ram 02. No Wheels to Ride 03. You Are One of Us 04. Walkin' with a Mountain 05. I Can Feel 06. Threads of Iron 07. When My Mind's Gone
Mott the Hoople Wildlife Island Recordsk-69