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Laura Nyro / Smile
(1976) 前作のリリース後に音楽業界から引退した、ローラ・ニーロの約5年ぶりとなる6枚目のアルバム。ニーロとチャーリー・カネロのプロデュース。 休んでいたので声の劣化は無く、伸びのある澄んだ歌声は健在である。ジャズのテイストを織り込んだゆったりとした曲をバックに伸び伸びと歌う感じがいい。 ザ・モーメンツのカヴァー“Sexy Mama”以外は全曲ニーロが書いている。“I Am The Blues”は1971年にライヴで歌われていた曲。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Sexy Mama 02. Children of the Junks 03. Money 04. I Am the Blues 05. Stormy Love 06. The Cat Song 07. Midnite Blue 08. Smile
Gonna Take a Miracle Nested Columbia Recordsk-69
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Laura Nyro / Christmas and the Beads of Sweat
(1970) ローラ・ニーロの4thアルバム。フェリックス・キャバリエとアリフ・マーディンのプロデュース。 このアルバムはアナログではA面にあたるT-1から5と、B面にあたるT-6から9ではバックのミュージシャンがが違っている。A面では“ボーイズ・フロム・マッスル・ショールズ”の演奏で、ドラムがロジャー・ホーキンス、パーカッションがジャック・ジェンキンス、ベースがデヴィッド・フッド、オルガンがキャバリエ、ヴィブラフォンがバリー・ベケット、ギターがエディ・ヒントンとデュアン・オールマンの豪華な布陣となっている。B面もコーネル・デュプリー(g)、チャック・レイニー(b)やラルフ・マクドナルド(per)の名前があり、ハープではアリス・コルトレーンが参加している。 やはり、気になるのはゴフィン=キングの“Up on the Roof”だが、オリジナルを尊重しながら、ニーロの味わいをプラスするいい感じの仕上がりだ。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Brown Earth 02. When I Was a Freeport and You Were the Main Drag 03. Blackpatch 04. Been on a Train 05. Up on the Roof 06. Upstairs by a Chinese Lamp 07. Map to the Treasure 08. Beads of Sweat 09. Christmas in My Soul
New York Tendaberry Gonna Take a Miracle Columbia Recordsk-69