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Wilson Pickett / The Wicked Pickett
(1967) 全曲フェイム・スタジオで録音されたウィルソン・ピケットの3rdアルバム。 シングル・ヒットが多いから、ベストアルバムで済まされている感じだが、個々のアルバムのクオリティはかなり高い。ゴスペルをルーツに持つ歌の安定感と、シャウターとしての破壊力を持つピケットの魅力が発揮されている。 当時のヒット曲のカヴァーやピケット代表曲“Mustang Sally”など、フェイム・サウンドに乗せてピケットのヴォーカルが猛進してくる感じの内容。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Mustang Sally 02. New Orleans 03. Sunny 04. Everybody Needs Somebody to Love 05. Ooh Poo Pah Doo 06. She Ain't Gonna Do Right 07. Knock on Wood 08. Time Is on My Side 09. Up Tight Good Woman 10. You Left the Water Running 11. Three Time Loser 12. Nothing You Can Do
The Exciting Wilson Pickett The Sound of Wilson Pickett Atlantic Records #8138k-69
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Wilson Pickett / In the Midnight Hour
(1965) ウィルソン・ピケットのアトランティック・レコードでのデビューアルバム。 1961年に録音した“I Found A Love”がいちばん古い曲で、ソロとして初めて録音した曲となっている。その後アトランティック・レコードを離れていて、64年に復帰シングルの“I'm Gonna Cry”とタミー・リンとのデュエット“Come Home Baby”をリリースした。 65年になって拠点をメンフィスに移してT-1,6,8,11を録音した。演奏はスティーヴ・クロッパー(g)、ダック・ダン(b)、アル・ジャクソン(ds)とジョー・ホール(p)が行った。シングルの“In The Midnight Hour”がクロッパーとの共作で、全米R&Bチャートで1週だけ1位となった。 聴いておきたいウィルソン・ピケットのデビュー・アルバム。 《songlist》 01. In the Midnight Hour 02. Teardrops Will Fall 03. Take a Little Love 04. For Better or Worse 05. I Found a Love 06. That's a Man's Way 07. I'm Gonna Cry 08. Don't Fight It 09. Take This Love I've Got 10. Come Home Baby 11. I'm Not Tired 12. Let's Kiss and Make Up
The Exciting Wilson Pickett Atlantic Records / #8114k-69