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RGM-79 パワードジム
一年戦争終結後である宇宙世紀0083に次世代MS開発のガンダム開発計画の一環として、その装備の評価用に開発された。評価用機体として、戦後配備された主力MSであるジム改に大型バックパック、大推力ブースター、両膝用のショック・アブソーバーユニットを装備し、30%増しの推力を発揮したとされている。評価試験機であるので、特に武装の増強は行われておらず、トリントン基地に配備された数機はジム改の装備を使用した。また、型式番号も特に与えられていない。 第1話でディック・アレンをテストパイロットとして模擬戦に参加し、機体各部の挙動データを採取する様子が描かれている。ガンダム強奪事件の後、バズーカを装備して奪還任務に実戦投入されたが、ジオン残党軍のドム・トローペンの不意討ちで撃破された。
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YMS-16Mザメル
ドムに採用された熱核ジェットエンジンを採用しており、背部の大型熱核ホバーユニットは地面にまで達し、熱核ホバーユニットを搭載した両脚とあわせ、ほとんど極太の三脚に近い形状になっている。この機体の最大の特徴とも言える主武装の680mmカノン砲は絶大なる威力を誇る。このカノン砲を運用するため複座機となっており、前方に操縦士、後方に射撃手が搭乗する。カノン砲は背中に2つに折りたたまれており、砲撃時には組み上げて両肩の間から頭代わりに砲身を突き出して運用する。なお本機に元々頭部はなく、モノアイは胸部中央に突出した「首」に位置している。 劇中では主砲の一撃でトリントン基地司令部を一撃で破壊して連邦軍の指揮系統をも一撃で破壊、ガンダム試作2号機強奪に貢献したが、その後の追撃戦の際にガンダム試作2号機を逃がす盾となり、撃破された。
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MS-09F/TROPドムトローペン
ドム・フュンフをベースに陸戦用のドムやトロピカルテストタイプの運用実績をもとに改良された、砂漠・熱帯用の機体。 脚部に防塵フィルターが装備されている。 トローペン (Tropen) はドイツ語で熱帯の意で、英語のトロピカルに当たる。ちなみに脚部に増設されたホバー用サンドフィルター付き吸気口は、ドイツ空軍のBf109G戦闘機の熱帯仕様の過給器用空気取入口に装備されているものと全く同じデザイン。 第1話で初登場。ガンダム試作2号機(サイサリス)を奪取するアナベル・ガトー少佐を援護すべく、ユーコン型潜水艦「U801」とザメル支援下の元で2機がトリントン基地に突入した。最終的にゲイリー機はトリントン基地内の戦闘で、アダムスキー機は翌朝の戦闘でチャック・キース小尉のザクIIF2型に、それぞれ撃破された。 第4話では、キンバライド基地所属のドム・トローペン4機が登場。カラーリングは砂漠用のデザートカラーである。アルビオンと同艦所属MS部隊と交戦。アルビオン隊に大きな損害を与えることなく全滅した。
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RX-78GP02Aサイサリス
当初はドム系列のコンセプトを踏襲した強襲戦用の重MSとして設計されていたが、戦術核兵器の搭載・運用を目的に仕様変更された。コンセプトの変更に伴い、ミノフスキー粒子の存在によって核弾頭を確実には誘導できないため本機体自身も爆心地に近づくことを余儀なくされた。その対策に、例えば、冷却装置を内蔵した専用大型シールド、高温時に揮発して機体を保護する特殊塗料など、耐熱や耐衝撃の処理を施した装甲や構造が組み込まれている。
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RX-78GP01ゼフィランサス
RX-78 ガンダム直系の後継機として、汎用人型兵器としての性能を極限まで突き詰めた機体。アルビオンに搬入された当時は陸戦用標準装備がやっと間に合った状態で、空間戦闘仕様のオプション類はまだ準備が整っていなかった。
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