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うしろゆびさされ組/unlimited
おニャン子クラブが大ブームだった80年代半ば、 ちょうど20歳前後だった俺は恥ずかしながら音楽の趣味的にも最もとんがっていた時期でこの手の流行り物に対し商業音楽の権化として嫌悪感を抱いていた 存在は知ってるけど聴いたことのない類の代表格としてのおニャン子クラブ、そこから派生したユニットがこの「うしろゆびさされ組」だ 名前がすごい、あと「うしろ髪ひかれ隊」とか「ニャンギラス」とかあったよね テキトーに思いついては名前つけてったとしか思えんw ジャケはポップ感が強く悪くはないね おまけの物量がすごい 製作コスト度外視なバブルに向かってまっしぐら仕様でお買い得感は強い 申し訳ないけどわざわざ針を落として聴くのもなんか小っ恥ずかしくてYouTubeで一曲だけこっそり聴いてみた エレポップの影響下にある当時の歌謡曲って感じかな? スタッフもまだまだ若いだろうから音楽的に面白い事をしてみようと言う遊び心は十分感じられて悪くない? 実はおニャン子関連帯がついてて状態良くて100円なら今まで結構買ってたから地味に沢山あるよ どれも一回も聴いてないけど… 暇があったらゆっくり聴いてみるかな… https://youtu.be/mDXEx1TSHrs #レコード #アナログレコード #おニャン子クラブ #ゆうゆ #岩井小百合 #アイドル #エレポップ
JPN 84 キャニオン C28A0555 ¥100ジャケ買いマン
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高見知佳 / 3/6
君は高見知佳を覚えているか 70年代後半辺りからテレビでよく見てた、ショートカットが似合う元気なイメージの女の子だった、好感度は高い。 俺自身もファンというほどでは無いけどテレビに出ていれば気にはしていたと思う 数曲の小ヒットはあったようだけど大ヒットには恵まれなかったようで歌っている姿の印象は無いに等しい そんな彼女の2枚目のベストにあたる本作、タイトルの3/6というのは帯によるとタレント生活6年目、歌に目覚めて3年目それで3/6という事だ ジャケは小さな沢山の高見の写真をタイトルの3/6となるように並べたものだ 帯やジャケ裏には「ジャケットプロデュース 高見知佳」とある どうやらこのアイデアは高見自身によるもののようである あまり言いたくないんだけどあえて言おう 「このジャケはダメである」 もし熱心なファンだったらもっと大きな写真が見たい筈だ 裏ジャケには唯一大きめの写真があった 少しヤンキー風なパーマをあてた俺の知らない彼女がそこにいた このベスト発売後の1985年にあと一枚彼女はシングルを出し歌手活動にピリオドを打つ 戸川純の「怒涛の恋愛」のカバーのようだ 目下全力にて捜索中物件の一つだよ #レコード #アナログレコード #歌謡曲 #アイドル #バラドル #EPO #くちびるヌード #戸川純 #怒涛の恋愛
46 コロムビア AF7317 ¥100 1984ジャケ買いマン
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岩崎宏美/飛行船
小学五年生の時、俺の人生最初のモテ期が到来した 当時俺はマンガ家を志望していて2週間に一度の3本の連載を持っていてクラスの連中に回し読みさせていたのだ その3本+1本はこんな感じだ 「男軍対女軍」 これは当時クラスでドッジボールが流行していて男女に別れて昼休みや放課後に毎日のように対戦していてそれを漫画化したものだ 男軍はメンバーそれぞれに帝国海軍の艦船や航空機を振り分け女軍はアメリカを中心にした連合国の兵器だ、兵器を擬人化した艦これの40年先を行ってた画期的な作品である 「ウンコマン」 これはあまり評判はよろしくなかったんだけど当時戦隊モノのパイオニアであったゴレンジャーが放送開始、俺はそれにならって「ウンコマン」「シッコマン」「オナラマン」「オシリマン」「チ○ボマン」の5人の戦士が悪と戦う話を創作、しかし途中からトイレット博士のような下品なギャグマンガになってしまう、最終的にはクラスの誰かが親にチクってプチ問題化、あえなく休載となってしまう 「切手野郎」 ウンコマンの代わりに急遽連載を始めたのがこれだ。 切手収集を題材とした根性マンガで主人公(俺)が様々な苦難を乗り越えて珍しい切手をゲットしていく話だ、当時はクラスの大半の男子と一部の女子は切手を集めていたので分かる奴にはウケが良かったが分からない奴にはちんぷんかんぷんだったと思う 「ど根性ウサギ」 これが1番人気があった、主人公「俺」が広場で遊んでいた時に誤って転んでしまう、その転んだ時にちょうど真下にいた1匹のウサギを潰してしまうのだ、だがしかし、どっこい生きてたシャツの中 ぴょん太と名付けられた平面ウサギと実在のクラスメイトや教師達が登場する学園コメディだ 授業の狭間の休憩時間になるとクラスや学年の女子達が「画伯」と呼ばれていた俺の机の周りに群がり似顔絵のイラストを描いてもらう順番待ちをするのであった 俺は少女漫画も結構読んでいたので出来るだけ可愛く当時人気があった里中満智子風に盛って彼女らの似顔絵を描いてやる 彼女らはワーキャーと騒ぎながら順番を待つのである、 言ってみれば俺はていの良い美顔アプリの人力版だったのか? そのお返しとばかりに彼女達は誕生日、バレンタイン等、事あるごとに俺に貢物を送った 直接渡してくる者、オーソドックスに下駄箱に入れる者、果ては家まで直接持ってくる者様々だ、親は俺が何故こんなにモテるのかきっと不審に思ったに違いない。 クラスにはそんな取り巻きから一歩引いた位置にいた少女が居た、 特定されると困るので郁代としておこう、彼女は児童会(生徒会の小学校版)にも立候補する様なアクティブな子で少し背が低くハッキリした顔立ちの娘だ、プライドもきっと高かっただろう はっきり言おう、俺は彼女が好きだった 小学5年のボウズである、好きだからどうこうしようとかそう言ったのはなく本能的に好意を寄せると言うのかな? 単純に席変えで席が近くなったり遠足とかのグループが一緒になったり、そんな事で胸がときめくのである。 ちょっと前置きが長かったんだがようやく本題 当時郁代は岩崎宏美がかなり好きだと公言しており髪型は完全に岩崎宏美だった ちょうどこのアルバム「飛行船」に入ってる「未来」って曲がヒットしていた頃である いつしか俺の中では「郁代=岩崎宏美」と言う図式が出来上がってしまっていた 用もないのにレコード屋に行き岩崎宏美のレコードジャケを眺める日々だ この「飛行船」は欲しくてたまらなかったんだが¥2200は当時の俺的には一生かかっても到達出来そうにない天文学的数字に等しい 飛行船のジャケを脳裏にしっかり焼き付けそのジャケの岩崎宏美を微妙に郁代に寄せて描きこっそりプレゼントもした 最終的にそこそこ仲は良くなったんだが決定打には欠けていたのであろう、何かが起きるわけでもなく中学に進学、すぐに俺は引越しに伴い転校する事に… あんなに俺をチヤホヤした女達の大半は既にその興味を「俺」から「カッコいい先輩」に移していた模様。 転校の折、俺の下に届けられた餞別は数えるほどだった。 女は確実に男より早く大人になっていくものなのだと実感した瞬間だ。 そしてそれから30年以上の月日が経過したある日、 俺は偶然にも岩崎宏美のコンサートのチケットを2枚入手したのであった 「郁代を誘おう」 恐らく結婚もしてるだろうし子供も居て家庭があるだろう 下心は無い ただあの幼い日々に抱いていた感情を郁代に伝えたかっただけなのだ あらゆる手を尽くし郁代の消息をたどった俺。 案の定苗字は変わっていたが彼女と思われるFacebookの鍵がかかったアカウントを発見した 俺は芸名で登録していたんだけど「あの時の俺」だと言うことを添えてメッセージを送った 「岩崎宏美のライヴに行かないかい?」 答えはYESだ コンサートは4時くらいからで昼食を取ってから行こうと言う事になり昼前に待ち合わせをした 当時俺の髪は相当長かったので事前に少しだけ整えて同棲していた女にはバンドの用事があるとか適当なことを言って当日に臨んだのであった 駅前で待ち合わせをする事になり俺は駅の駐車場に車を停めて彼女を探す やっぱり小柄だった郁代がそこに居た おばさん化で夢が崩れ落ちる懸念は若干ながらあったのだがそれほどでも無い、いやあの頃の面影は十二分にある 事前に予約した回らない寿司屋でダラダラと飲みながら昔話をしその後コンサートに行った 昔の歌も織り交ぜながらのコンサートは元々歌唱力の高い彼女である、 30年の月日はアイドルではなく彼女をしっかりとしたアーティストへと成長させていた 俺と郁代もそうなのだ、30年の間にそれこそ様々な経験をし大人になっていたのだ コンサート後に喫茶店で軽く食事をした 「家まで送ろうか?」 彼女は電車で帰ると言いその申し出を断った それでいいのだ 今の人生に踏み込むべきではない 俺は改札口から彼女の姿が見えなくなるまで見送った 雑踏に紛れ彼女は数回振り返り俺の姿を確認するとニッコリ笑って手を振った 朧げに見える彼女の姿はあの頃の郁代の様にも見えた #レコード #アナログレコード #筒美京平 #岩崎宏美 #大人になるということ
JAP 83 ビクター SJX10141 ¥0ジャケ買いマン
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木の実ナナ/愛人
若さはちきれんばかりのカバーポップ娘が少し目を離してる間に妖艶になってました スナックの止まり木で1人バーボンでも嗜んでいそうな大人の女の色気がムンムンである エキゾチックなその容姿をモノクロで捉えた写真はLPサイズにちょうどいいほぼ原寸大、このジャケに人目を阻んで唇を重ねたおっさんもきっと少なくはないだろう アルバムのタイトルナンバーでリードトラックでもある「愛人」はテレサテンのそれとは同名異曲、阿木楊子=宇崎竜童によるそのままの不倫唄だ、男の香りが恋しくて家庭を持つ男の家についつい出向いてしまい微かに漏れる食器の音を耳にし自己否定にさい悩む女の心情を気怠くかすれた声で唄った重い曲だ 不倫はイカン 不倫はイカンぞ 女が不幸になるだけだ 身をもって痛感させられる説得力の歌唱は圧巻である #アナログレコード #レコード #歌謡曲 #ミニミニロック #不倫 #シティポップ #和モノ
88 JAP / Playboy PB-6001 ¥100 1976ジャケ買いマン
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麻丘めぐみ/ ロマンへの旅立
ヨーロピアンテイストな1975年、持ち前の清楚さがさらに磨きがかかったブランニューめぐみ、 単色の裏ジャケの写真がモーレツにコケティッシュ 「姫カット」と呼ばれた髪型は清楚系アイドルのトレードマークとして次代の岩崎宏美へと受け継がれる デビュー時の人気も若干落ち着いた分収録曲も地味ながら歌謡曲として聴かせる楽曲が目立つかな 彼女の場合歌唱スキルは平均点なんだけどどの曲も丁寧に歌われていて好感度は高いよね #アナログレコード #歌謡曲 #昭和アイドル #姫カット #堀越学園
88 Jap / Victor SJX-211 ¥100 1975ジャケ買いマン
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松田聖子 / Strawberry Time
#アナログレコード 彼女のアルバムはどれも音楽的クオリティが高くその上ジャケも非常に印象深い 有能なブレーンを多数抱えた正に商業音楽の模範であろう 1987年、結婚出産後の本作は「子供が出来たって私はアイドル」と、高らかに宣言するかのような元祖ぶりっ子の決意を表すかの如く華やかでかわいい 結果聖子史上最強のジャケとなったのであった!!(俺的主観w)
91 Jap /CBSソニー 28AH-2170 ¥100 1987ジャケ買いマン